番組内の演出・企画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 06:11 UTC 版)
「S☆1 BASEBALL」の記事における「番組内の演出・企画」の解説
ウルトラスロー6000 1秒間に6000分の1コマの速さで再生できるハイスピードカメラを用いたスローモーション映像。 塁でのクロスプレーやピッチャーのボールの握り方、バッターのスイングの観察などで用いられる。 近年は、解説者が画面上に黄色い線を書き込んでより具体的な説明を行っている(天気予報などと同じ手法)。 MATCH UP(マッチアップ) ピッチャーとバッターの相性を、打率などのさまざまな成績をもとにして比較する。 映像では画面を左右に分割して両選手の表情を映し、画面中央下部(もしくは両側下部)に成績を表示する。 TBSテレビ制作の中継では2004年頃から使用されるようになった。また、同年には一部の中継のオープニングの前に「今日の見所 〜MATCH UP〜」と題して、試合のポイントを紹介していた。 HotZone(ホットゾーン) ストライクゾーンを9等分し、打席に立っているバッターの得意・不得意なゾーンを視覚的に表現する。 最も得意なゾーンは赤、不得意なゾーンは青で色分けされ、各ゾーンごとの打率も表示される。 途中経過・ハイライトVTRについて 他の試合の途中経過を表示する場合には、横向きの円柱が画面下部から回転しながら登場し、断面が開いて下部に表示される(制作局により配色・効果音・アニメーションに違いがある。 ハイライトでは冒頭に「HIGHLIGHTS」 と題したアニメーションを表示した後、画面下部に主なプレーや得点を表示しながら、イニングごとに振り返る。 2006年の中継からは、イニング間を中心に画面上部に他の試合の途中経過を表示することが増えている。得点した直後のチームや、試合が終了し勝利したチームについては黄色で強調して表示される。 得点圏打席の後には、打者対投手の全投球を振り返る「PITCH BY PITCH」を行う。 副音声企画 1980年代後半から1990年代前半にかけて、TBS制作のナイトゲームの中継では副音声を用いて主催球団の応援放送を実施していた(ただし、この企画は関東ローカルで行われ、系列局は一般的なステレオ単一放送だった)。 主に横浜(大洋時代を含む)主催試合ではやくみつる、西武主催試合ではヨネスケや松本典子らが出演した。 その後も、2000年代にも全国ネットで同様の企画が散発的に行われたことがある。 2015年7月13日のDeNA対巨人戦(当時の月曜19時台はローカル枠だったが、この日は全編ネットワークセールス枠)では、副音声で「最強メンバーは誰だ!?侍ジャパン総選挙」と題した、インターネットを使った双方向アンケートと連動した企画が行われた。(解説・野村克也、山崎武司、ゲスト・テリー伊藤、実況・石井大裕)これは11月に地上波でテレビ朝日と共同放送される「第1回世界野球・プレミア12」のキャンペーンの一環である。この日は地上波・BS-TBS(トップ&リレー)・TBSチャンネル2の並列放送 ながら、CSのみ実況・解説を差し替えた。 BS-TBSの双方向企画 BS-TBSの中継では、BSデジタル放送の双方向機能を利用した視聴者参加型の企画が行われている。当初は横浜戦のみで行われていたが、2005年からは全ての中継が対象となった。 内容は「勝敗予想」や「横浜ビンゴ」(ビンゴのマス目に横浜の選手を入れ、ヒットを打った選手でビンゴが成立するようにする)、「次の一球大予測」(次の投球のコース・球種を予想する)など。 正解者すると、抽選で横浜の選手のサインが描かれた野球グッズなどがプレゼントされる。 ナイタースペシャル 年に数回ほど、全時間帯を通して筆頭となるスポンサーを付けた上で「○○(企業名)ナイタースペシャル」と題して放送する日がある(特にBS-TBSで多く、他のBSデジタル放送局でも行われることがある)。 2004年には三井住友銀行や映画『アイ,ロボット』、2009年度にはVanaHやキリン一番搾りなどが筆頭スポンサーとなった。
※この「番組内の演出・企画」の解説は、「S☆1 BASEBALL」の解説の一部です。
「番組内の演出・企画」を含む「S☆1 BASEBALL」の記事については、「S☆1 BASEBALL」の概要を参照ください。
- 番組内の演出・企画のページへのリンク