きゅうぎじょう‐の‐ちかい〔キウギヂヤウ‐ちかひ〕【球戯場の誓い】
読み方:きゅうぎじょうのちかい
球戯場の誓い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/26 17:59 UTC 版)
球戯場の誓い(きゅうぎじょうのちかい、仏: Serment du Jeu de paume、英: Tennis Court Oath)とは、フランス革命直前の1789年6月20日、三部会の第三身分議員がヴェルサイユ宮殿の球戯場(ジュ・ド・ポームのコート)に集まり、憲法制定まで解散しないことを誓い合った出来事。なお、「球技場の誓い」と表記される他、英語の重訳からテニスコートの誓いと呼ばれることもある。
- 1 球戯場の誓いとは
- 2 球戯場の誓いの概要
球戯場の誓い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/24 03:32 UTC 版)
「国民議会 (フランス革命)」の記事における「球戯場の誓い」の解説
詳細は「球戯場の誓い」を参照 6月20日朝、議場への扉が施錠され、兵士に警護されているのを見つけて驚いた議員らは、国王によるクーデターが今にも起ころうとしているという脅威を感じ、ヴェルサイユ宮殿に隣接する室内球戯場(テニスコート)に集合して「王国の憲法が制定され、強固な基盤の上に確立されるまでは、決して解散せず、四方の状況に応じていかなる場所でも会議を開く」と厳粛に誓い合った。国王による禁止命令を無視して憲法制定まで会議を開き続けるという誓いには、ただ1人の議員が辞退したのを除き576人の議員が署名した。この誓いは革命的行動であるとともに政治的権威が国王ではなく国民とその代表者に由来することの宣言でもあった。
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