瀬戸内カーナビーツ
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球団名の由来はザ・カーナビーツ。球団予算が厳しく、年俸2億円を超えると放出されるという不文律があるチーム。モデルは広島東洋カープ。2年目シーズンでペナントを2位通過しホームでクライマックスシリーズを迎える。東京3年目のシーズンは最下位。 土手来 丈(どてらい じょう) 声 - 神奈延年 野手。背番号5、左打。41歳、年俸4億円。 現役生活23年目。通算500本塁打、本塁打王3回のキャリアを持つミスター・カーナビーツと称される大打者。 オーナーの寵愛を受けているためチームの不文律の例外的存在。前年は29本塁打を放つも打率2割6分、55打点と年俸に見合った活躍はできなくなってきているうえに、その高年俸が補強や若手選手の昇給の妨げになっている。 昨シーズン、夏之介と対戦した際に右手首に死球を受け、骨折し戦線離脱。球団編成部長が構想外を画策し、その分で補強資金を捻出しようとするも故障が公傷扱いとなって減俸出来ず、チーム編成を硬直させる原因となっている。 原武 裕美(はらたけ ひろみ) 声 - 黒田崇矢 投手。背番号29、右投右打。32歳。年俸2900万円。広島県出身。 プロ入り14年目。入団時から中継ぎ一筋のベテラン。元ツッパリの一本気な性格で愛称は「瀬戸内番長」。同期は全員引退している。 広島のローカル番組でグルメレポーターを務めたり、ウェブサイトで人生相談の回答を担当したりするなど、ユニークなキャラクターでファンからの人気は高い。他球団所属ながら夏之介にも非常に慕われており、本人も同じ境遇である夏之介を可愛がっている。 豪胆なイメージとは裏腹に実は慎重で小心な性格。身体能力は低く(入団後の体力測定で「遠投」も含め同期で全種目最下位)自身でも強く自覚している。 フォークが一番いい球とされるが、基本的にストレートが130km/hそこそこしか出ないためあまり脅威ではない。そのため投球に極端に時間をかけて打者をじらすなど小手先の技術でカバーすることでプロとして生き残っている。 時間をかける投球はバッターに知られていることからあまり効果はなく、周囲のイライラが募ったり、審判からはボークを取られるギリギリとなっている。しかし、突如開き直って時間をかけずストレートを投げ込むため、不意を突かれたバッターが凡退してしまう。ただし原武はこれを天然でやっており、そのタイミングが天才的なことで結果を生んでいる。 最初のシーズンでは、夏之介にホームランを打たれたことがきっかけで2軍落ちし、そのシーズンは1軍登板機会はなかった。 翌シーズン末に1軍へ復帰。2軍落ちの間に肉体改造を行いストレートの平均速度を5km/h上げる。その後消化試合ながら2回のロングリリーフで9回無失点で2勝を記録。クライマックスシリーズの秘密兵器として登板。 クライマックスシリーズでは夏之介と中継ぎ同士の投げ合いを求めていたが、初回で夏之介が登板するも1球で交代。そのことを意識するあまり失点し、それがもとで敗戦投手となる。 「東京ドーム編」3年目では開幕に予定していた先発ローテーションがケガと不調で崩壊し、原武本人まで先発に回ると言う非常事態となり、開幕前に今シーズン限りでの引退を発表し、ヒーロインタビューで撤回するというパフォーマンスを画策し、家族まで東京ドームに呼んで夏之助と投げ合うがあえなく敗戦投手に。 米良(めら) 投手。背番号17、左投。23歳。年俸2億円。 セ・リーグを代表する絶対的エース3人のうちの1人。 初出では仙台ゴールデンカップス所属の設定だったが、単行本1巻第二刷よりカーナビーツ所属に変更された。 臼井(うすい) 声 - 小柳基 カーナビーツ監督。
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