涙の家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 05:11 UTC 版)
「浦安鉄筋家族の登場人物」の記事における「涙の家族」の解説
梅星 涙(うめぼし なみだ) 声 - 生駒治美 パ・リーグの千葉ロッテマリーンズの大ファン。年中、Tシャツに半ズボンの元気な野球少年で、Tシャツの「パ」の文字がトレードマーク。野球のことになると性格が変わり、熱血漢になってしまう。ピッチングはプロ以上に上手く、50m離れた自動販売機のコイン挿入口に100円玉を入れられるほど。また、山ごもりの特訓の成果で「梅星玉」という魔球を投げることが出来る。梅星球02、梅星球4号、ティアドロップサンダーといった数々の魔球も投げられるが、そのほとんどが打たれている。また、涙自身気付かずに梅星玉を投げていることも多く散々な目に遭っている。ランドセルの中には常に野球道具を入れており、いつでも野球が出来るようにしている。空き地を整備し自分専用の球場「涙球場」を作ったが、後に空き地にマンションが建ってしまい無くなってしまった。元ロッテオリオンズのリー兄弟(レオン・リー、レロン・リー)の大ファンでサインをもらっている。父・梅星球道と一緒に長屋に住んでいるが、その父親が原因でかなりの貧乏。母親はおらず原作では詳細不明(アニメ第1期では夜空の星として顔が描かれており、死別している事が示唆された)。サッカーは大嫌いであるが野球同様(下手すればそれ以上)に天才的に上手く、シュートすると火を噴く必殺技ももっている。また、一回だけTシャツを破いてしまった際に球道にサッカーのユニフォームを着せられ散々な目にあった。スタミナが全く無く、マラソンが大嫌い。 素直で礼儀正しく他人に君・さん付けする。以前の学校ではいじめを受けていたらしく、その反動からか転校当初は学校にもほとんど来なかったため、暫くは脇役として不定期に登場するのみであった。しかし、無印終盤には不登校が改善したのか出番が増え、一人称も「俺」から「僕」に変わり、小鉄たちとよく行動をともにするようになった。ノブとは特に仲がよく、「ノブしゃん」と呼んでいる。グリーンピースが嫌い(255発目)。作者の後書きによれば、初登場の段階でレギュラーに加える構想があったとの事。 『巨人の星』の主人公・星飛雄馬のパロディ。『元祖!』での梅星涙 レギュラーに昇格し、常に小鉄らと行動を共にするようになる。相変わらず熱烈なパリーグ支持者のロッテファンであるが、父がサッカーファンに鞍替えしたため板挟みに陥っている。また手作りの涙球場は、市長に頼み込み球場前にバス停まで作って貰った。しかし、巨大マンションが建てられ閉鎖したが、大沢木家の裏にある空き地が新たな涙球場となった。友達に永遠にキャッチボールをさせることがあるが、小鉄たちからは迷惑がられている。リトルリーグからスカウトが来たこともあったが、小鉄たちに妨害された挙句「消えた魔球に用はない」と冷たくあしらわれて白紙にされるなど、扱いの悪さが目立っている。 『毎度!』での梅星涙 転校生の佐渡勇子と野球好き同士で仲良くなったり、笛男に襲われかけたのり子を助ける活躍を見せるようになるなど、『元祖!』に比べ格段に扱いが良くなっている。 梅星 球道(うめぼし きゅうどう) 声 - 井上和彦 涙の父。涙と同じくロッテの大ファン。息子にスパルタ教育で野球を教えた。元ロッテの名三塁手と息子には言っているが、実は野球経験はなく、野球センスも皆無である。のり子のお父んに匹敵する程に酒と競馬が大好きで、これといった定職にも就いていない模様。涙が野球をやめたがっている時は決まって折檻を行い、時には自身の酒乱までも利用する。 『巨人の星』の登場人物・星一徹のパロディ。『元祖!』での梅星球道 野球よりもサッカーに興味があり、「ベースボール イズ デッド」が口癖になってしまい、涙をサッカー少年にしようとしている。
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