活樹の対戦相手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 10:27 UTC 版)
紀本 高道(きもと たかみち) 浅倉高校1年。ボクシング部。香月の家の近所にあるコンビニ店(11/1000 千分のイレブン)の息子。 昔はいじめられっ子で、いつも香月に助けられていた。香月より強くなるためにボクシングを始めた。香月には「香月より強くなったらボクシングをやめる」約束をしていたが、香月が無意識に探しているボクシングを辞める理由を作るという目的に変わった。しかし香月の練習相手だった活樹が香月を試合不能に追い込んだことで、香月戦は実現しなかった。 天性のセンスと日に日に上達する活樹に香月の恋敵として対戦を決意し、活樹の間違った体重であるバンタム級に合わせ体重調整を行っていた。しかしその後、正しくは活樹はフェザー級だったことを知らされる。 光葉高校との練習試合で活樹と対決するのだが、香月との1日デートを条件にハンディキャップとして左フックを封印すると香月に約束していた。それを知っていた活樹はフェアにわざと左フックを誘ったものの、紀本は左フックを使わずに活樹に負ける。約束のデートの際に、実はハンデを守ったのは、絶対に活樹に勝てるという自信が無かったからと述べていたが、香月から「あの試合は負けてはいけなかった」「2度と里山には勝てない」と言われてしまう。 岬の好敵手を自認して対戦するが、ボクシングによる自身の視力低下(日常生活を送っている分には支障ないという事から、網膜剥離の可能性も)などが原因で敗れる。活樹に打倒岬の夢を活樹に託し、香月の活樹を育てる夢に協力する為に引退し活樹の参謀役を買って出る。 しかし登場人物が充実してきたことなど物語が進むにつれ本編への登場機会が無くなってしまった。 岬 新一(みさき しんいち) 神奈川県にある港星高校の生徒。一年のときに夏の甲子園を制覇したときのエースで四番。158km/hが投げられる。二年ではボクシングでインターハイ優勝を目指すといって転向。フェザー級。サウスポースタイルのボクサー。野球でもボクシングでも、カメラが入るとさらに強くなる。 里山家を訪れた時に、香月に助けられたことが切っ掛けで香月に好意を抱くようになった。それ以後、果敢に何度でも香月に言い寄る。そして水谷ボクシングジムに入会する。 ボクシング好きの祖父の影響を強く受け赤松隆介に憧れており、子供時代はいつも赤松のビデオを見ていた(右ボクサーである赤松のビデオを見ながらボクシングを覚えたため、「鏡」の要領で、幼児期からサウスポーになった)。そのため、赤松の死因となった里山八五郎を恨み、その息子の活樹を赤松の敵として香月の恋敵としていた。(後に活樹は赤松の息子であることを知るのだが) 前述の通り、ボクシングの腕前もなかなかのものであり、公式戦負けなしであったが、2年インターハイ時は、事故により準決勝棄権。非公式で活樹と2度対戦しているが、2度とも活樹に敗れている。 プロボクサーになるつもりでいたのだが、内田の父親のせいで倒産寸前となった父親の会社を救うため、1億円の契約金を目的にプロ野球選手になることを決断し、ボクシングを引退。引退試合は非公式で活樹と対戦し、敗れている。 内田 仁(うちだ じん) 3年生10人を殴り倒して高校を一ヶ月と持たず退学になり、17歳でボクシングのプロライセンスを取得する。光栄ジム所属。フェザー級。スーパーの店員をして自活している。 岬とは幼い時から親友であり、小学生の時に1度負けている。 4戦連続KO勝利するなどボクシング界期待の星だったのだが、犯罪ギリギリの手口で岬の父親を騙した父・権造を殴り、全治3ヶ月の重傷を負わせて逮捕される。 宮川 光(みやがわ ひかる) 坂野台高校2年。活樹がインターハイ予選決勝戦で対戦した相手。小学校低学年からプロボクサーを志し、水谷や八五郎の昔馴染みが経営するボクシングジムに入門。会長の益尾曰く「10年に一度の逸材」であり、谷を倒した実力は水谷が認める程である。だが、プロボクサーとして売り出すにはあまりにも地味で目立たない人物である。そのため、岬を倒す事で世間の注目を集めようと坂野台高校からインターハイに出場している。香月に想いを寄せ、彼女にラブレターを渡した。 益尾の指示で「ラビット坂口」の様な逃げ回ってポイント狙いの戦い方で活樹を苦しめていたが、想いを寄せる香月の叱咤で倒す目的で前進して敗れる。
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