比礼振中学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 16:47 UTC 版)
「咲-Saki-の登場人物」の記事における「比礼振中学校」の解説
寺戸 麻衣子(てらど まいこ) 比礼振中学校の先鋒。3年生。7月16日生まれ、身長171cm、A型。県決勝で慕と対局。飄々としており、上記の柚葉の台詞にあやかって「私も和了れると思いましたのでリーチですね。親だからリーチですけどね」など、対局中も常に軽口を叩く。 色物的な風貌に反して実力は確かであり、手の早さを活かしてたびたび先制リーチをかけ、南一局ではついにトップの柚葉を射程圏内に捉える。しかしここで慕が覚醒、石原依奈への安手差し込みで逆転手を流されてしまう。その後は本気を出した柚葉と慕に圧倒されながらも、再び果敢に先制リーチをかけるが、怒涛の鳴きで一索裸単騎(古役の金鶏独立)へ持って行った慕相手に一索を掴まされ、無念の親満放銃。さらに親満ツモおよびオーラスで親被りを受け、とうとうトバされてしまった。 結果は惨敗に終わったものの、上述の差し込みや古役を全て理解しており、洞察力や知識の豊富さが伺える。 県大会では個人戦・団体戦ともに行けなかったこともあり、合同合宿の席にて佳代と風花とともに部活動からの引退を発表した。 松本 チャンタナ(まつもと チャンタナ) 比礼振中の次鋒。2年生。6月18日生まれ、身長152cm、O型。浅黒い肌の少女。 県決勝で閑無と対局。閑無の高目7700出和了りおよび跳満親被りで大きく削られ、オーラスでは少しでも稼ごうと馬庭莉乃と共にリーチをかけるも、閑無を狙い撃つ知子によって二軒リーチの現物を目くらましに利用された上、知子の和了りで供託リーチ棒2本を取られたために菰沢逆転トップを許してしまった。 佐知子とは仲がよく気軽にサチと呼ぶ仲。結婚を意識する佐知子の言葉にいちいち意識する乙女らしい面を見せる。 竹重 佳代(たけしげ かよ) 比礼振中の中堅。3年生。8月3日生まれ、身長153cm、O型。あだ名はタケちゃん。菰沢の結衣とは顔見知り。 県決勝で杏果と対局。国士や混一色を見切って發のみ700オールを和了り、「和了れぬ5800より和了れる2100よ」と発言する堅実派。だが、その後は斎藤美佐伎との鳴き合戦に敗れて放銃したり、結衣の七対子に振り込んだりして、-23300点という大失点を喫した。 比礼振のエースなのかと尋ねられ「寺戸か私かってとこだけど……まぁ私かな」と答えていたものの、同じラスでも高い和了率で東場は優勢だった麻衣子に対し、佳代の和了りは上記の2100のみであった。加えて、「菰沢だけが暴れるんだったら、うちもまだ食らいついてる」と言ったことについても、結衣一人に暴れられて断ラスという皮肉な結果になってしまった。 麻衣子・風花とともに合同合宿にて部活動からの引退を発表。比礼振中のために技量を高めることはもうないが自分のために麻雀を続ける決意を固めている。 吾郷 佐知子(あごう さちこ) 比礼振中の副将。2年生。2月28日生まれ、身長154cm、B型。あだ名はアゴー。「きたきたよぉ~~~~~っ!」「るっさいわいっ!!」「んほーっ」等、リアクションが大きく非常に賑やか。制服のブラウスを崩して着る癖がある。 県決勝ではやりと対局。起家で連荘するはやりに役満を親被りさせ、大トップとなる。その後、美緒の逆転(菰沢3勝)を防ごうとするはやりに「お前だけじゃないぜ…っ!!」と同調、青戸瑞希とも協力して総がかりで美緒を抑え込もうとする。それでも美緒の勢いは止まらず一時はトップを奪われるが、オーラスではやりが美緒を引きずり下ろしたことで、僅差でトップに返り咲いた。比礼振は菰沢に次ぐ強豪校でありながら、先鋒~中堅戦で3連続ラスという不本意な成績だったものの、この副将戦で遅まきながら勝ち星を一つ挙げることができた。 ここぞという時に頭ハネできる待ちになり、麻衣子曰く「ホントくやしい思いさせてくれる」とのこと。 合同合宿では引退する3年生を前に菰沢中の打倒を宣言して驚かせた。一方で瑞原はやりを前にテンションをあげていたり、結婚のワードを聞くや否や興奮したりと年頃の乙女らしい面を見せている。 川神 風花(かわかみ ふうか) 比礼振中の大将。3年生。10月16日生まれ、身長159cm、A型。県決勝で雫と対局。 加本沙奈の三萬切りに反応した千尋を見て、すかさず三萬を食い取り千尋の手の進みを遅らせたように思われたが、千尋の動作は鳴きを誘って望みのツモ順へとズラしてもらうためのブラフであり、鳴かなければ雫の和了りで千尋の親を流せていたのが、逆に千尋に和了られる結果となる。このように、掌の上で踊らされているかのごとく一切の抵抗が意味をなさず、そのまま完封されてしまった。 麻衣子・佳代とともに合同合宿にて部活動からの引退を発表。引退後の進路は麻雀部のある高校に進学することを考えている。 木曽田 奏(きそだ かなで) 比礼振中の顧問。身長154cm、A型。物静かな性格なのか比礼振中のメンバー同士の会話に淡々とツッコミを入れていた。合同合宿に参加する比礼振中のメンバーに付き添ったものの後を菰沢の時山監督と湯町の顧問の坂根千沙に任せて帰ってしまった。
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