比紀家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 04:25 UTC 版)
比紀弾正(ひきだんじょう) 声 - 柴田秀勝 / 飯塚昭三 (神聖銀河帝国左将軍→五丈国主→死亡) 元神聖銀河帝国左将軍。帝国の崩壊と同時に挙兵し、30年あまりかかって北天を統一する。天下統一の為に南天進行を試みるが智の独眼竜正宗(紅玉)の策略と自身の用兵の拙さから撤兵を余儀なくされる。 その後、病の床に臥し、文官筆頭の呂斎に「正宗に国を譲る」としたためた遺書を手渡すが、早まった麗羅により遺書は隠蔽され、呂斎は誅殺される。その知らせを聞いた弾正は吐血し、鎧姿で星空の下に立ち、死去する。享年74。 あくまで力による銀河統一を目指しており、王朝の存在を正当化する玉璽を持ちながらも使用していない(ただし、正宗に国を譲るために呂斎が使用しようとしていた)。また、血統による王朝存続を軽視しており、皇帝の血を引く紫紋を一兵卒(雷)に与えて皇統を埋没させようとした。 銀河屈指の大権力者に上り詰めたが、戦乱の初期にて親兄弟を朝廷から皆殺しにされたり、我が子たちも妻妾同士の争いで死亡し麗羅しか生き残らなかったりと、家庭的には不遇な面がある。 アニメ版では、死因は刺客による服毒となっている。また、弾正の死に際に竜我が立会うこととなる。 元璋(げんしょう) (民間人?) 偽帝討伐ののち、玄偉が「弾正の弟の孫」と称して連れてきた男。柔弱な、気弱そうな青年。五丈王を宣した雷に対し、玄偉主導の「血統による五丈存続」の材料にされる。弾正が求めた「覇による統一」に反するものとして、師真に斬り捨てられた。 その正体は玄偉に作られた泥人形で、企みが失敗したのちは玄偉の手で処分された。
※この「比紀家」の解説は、「銀河戦国群雄伝ライ」の解説の一部です。
「比紀家」を含む「銀河戦国群雄伝ライ」の記事については、「銀河戦国群雄伝ライ」の概要を参照ください。
- 比紀家のページへのリンク