比羅夫丸・田村丸による4時間、5時間運航
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/26 22:57 UTC 版)
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1908年(明治41年)3月7日から、比羅夫丸1隻で、4時間運航1往復が開始された。 青森10時発 函館14時着(4時間) 函館0時発 青森4時着(4時間) 同年4月4日から第2船田村丸も加わり、2隻2往復となり、夜間便は5時間運航となった。 1便・青森10時発 函館14時着(4時間) 3便・青森19時発 函館0時着(5時間) 2便・函館10時発 青森14時着(4時間) 4便・函館23時発 青森4時着(5時間) 比羅夫丸・田村丸就航当初は青森・函館共に連絡船の接岸できる岸壁はなく、沖合500~600m地点に錨泊し、小蒸気船やハシケを用いての乗下船、荷役のため、4時間運航とはいえ、それは連絡船の抜錨から投錨までの時間で、岸壁から岸壁までの所要時間は両港でのハシケ連絡時間を加算する必要があり、相当の時間を要した。それでも青函間6時間運航の日本郵船(同様に港ではハシケ連絡)に比べれば格段に速かった。
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