栗栖弘臣とは? わかりやすく解説

栗栖弘臣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 02:11 UTC 版)

栗栖 弘臣(くりす ひろおみ、1920年大正9年〉2月27日 - 2004年平成16年〉7月19日)は、日本内務官僚海軍軍人及び陸上自衛官。第13代陸上幕僚長、第10代統合幕僚会議議長


注釈

  1. ^ 内務省は解体されていたが、復員後の栗栖が望めば、警察庁1954年までは国家地方警察本部)や自治省1960年以降の名称)などの内務省の後継官庁に「昭和18年組」として復帰できたと思われる。たとえば、東京帝大法学部を卒業して内務省に入省し、短期現役海軍主計科士官を志願して海軍に入り、シンガポールで海軍主計大尉として終戦を迎えた宮崎清文がいる[3]。復員後の宮崎は、国家地方警察本部警察庁)の官僚に復帰し[3]、2018年現在の内閣府事務次官に相当する総理府総務副長官(事務担当)を務めて退官した。

出典

  1. ^ 出身地は源田実と同じ広島県山県郡加計町(現・山県郡安芸太田町)とする文献もある(週刊サンケイ1979年5月24日号28頁)。
  2. ^ a b c d e f g “栗栖弘臣元統幕議長が死去 78年の超法規発言で解任”. 共同通信社. 47NEWS. (2004年7月20日). オリジナルの2013年11月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20131103090945/https://www.47news.jp/CN/200407/CN2004072001002781.html 2013年11月1日閲覧。 
  3. ^ a b 佐々淳行『目黒警察署物語』文藝春秋文春文庫)、1994年、193-198頁、「第八話 監督指導-スマートさが信条、元海軍士官」
  4. ^ a b 『官報』本紙第6957号(昭和25年3月23日)
  5. ^ 昭和18年10月16日 海軍辞令公報 (部内限) 第1233号 (防衛省防衛研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.C13072093600 
  6. ^ 昭和19年3月1日 海軍辞令公報 (部内限) 第1350号 (防衛省防衛研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.C13072096300 
  7. ^ 昭和19年3月1日 海軍辞令公報 (部内限) 第1353号 (防衛省防衛研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.C13072096400 
  8. ^ 昭和19年4月1日 海軍辞令公報 (部内限) 第1404号 (防衛省防衛研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.C13072097000 
  9. ^ 昭和19年9月5日 海軍辞令公報 甲 第1585号 (防衛省防衛研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.C13072100800 
  10. ^ 昭和20年3月5日 海軍辞令公報 甲 第1738号 (防衛省防衛研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.C13072103600 
  11. ^ 昭和20年8月22日 海軍辞令公報 甲 (部内限)第1982号 (防衛省防衛研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.C13072106900 
  12. ^ 栗栖「日本国防軍を創設せよ」12~13頁


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