森下泰臣とは? わかりやすく解説

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森下泰臣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/09 00:45 UTC 版)

森下 もりした 泰臣 やすのり
Morishita Yasunori
第39代陸上幕僚長 陸将 森下泰臣
生誕 (1965-12-24) 1965年12月24日(59歳)
日本 福岡県
所属組織 陸上自衛隊
軍歴 1988年 - 2025年
最終階級 陸上幕僚長たる陸将
出身校 防衛大学校(32期)
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森下 泰臣(もりした やすのり、1965年昭和40年〉12月24日 - )は、日本陸上自衛官。第39代 陸上幕僚長福岡県出身。出身職種は機甲科

略歴

福岡県立明善高等学校1984年(昭和59年)3月に卒業し[1]防衛大学校に入校。1988年(昭和63年)3月、同校を卒業(第32期)し、陸上自衛隊に入隊。第2師団長陸上幕僚副長東部方面総監等を歴任し、2023年(令和5年)3月22日の閣議において、3月30日付をもって陸上幕僚長に任命する旨の人事が了承・発令された[2][3]。 2025年(令和7年)7月15日の閣議において、同年8月1日をもって退職する旨の人事が了承・発令された[4][5]。在任中宮古島沖陸自ヘリ航空事故日野基本射撃場発砲事件北富士演習場における手榴弾投擲における隊員死亡事故[6]など数多くの重大事案が生起した一方で、7月24日の定例会見では自身のキャリアを振り返り、8月の退官までに自身がやるべきことをすべてやり切ったと述べた[7]

年譜

米国政府より勲功勲章を授与された森下陸幕長

栄典

脚注

  1. ^ 「森下前陸幕長が講演 母校・明善高の創立記念行事」朝雲新聞(2025年11月6日付)
  2. ^ 吉田新統幕長の人事、閣議了承 陸幕長・空幕長も交代”. THE SANKEI NEWS (2023年3月22日). 2023年3月22日閲覧。
  3. ^ 防衛省発令(将人事)(2023年3月30日付)
  4. ^ 吉田圭秀・統幕長が退任、任期半年以上残し 後任は内倉浩昭・空幕長”. 朝日新聞 (2025年7月15日). 2025年7月15日閲覧。
  5. ^ 防衛省発令(将人事)(2025年8月1日付)
  6. ^ 手榴弾投げる訓練中の事故、死亡した隊員は「飛散破片に接触の危険性認識せず」…指揮官の適切な指導もなかったと結論”. 読売新聞 (2024年7月19日). 2025年11月8日閲覧。
  7. ^ 森下陸幕長、自衛官キャリア「十分成し遂げた」”. 航空新聞社 (2025年7月25日). 2025年8月4日閲覧。
  8. ^ 陸上自衛隊 [@JGSDF_pr] (1 March 2025). “森下陸上幕僚長はこれまでの功績に対して米国政府より動功勲章(リージョン・オブ・メリット)を授与されました。”. X(旧Twitter)より2025年3月2日閲覧.
  9. ^ CSA of JGDSF Gen. Yasunori Morishita welcomed at Whipple Field on Ft. Myer, VA, Feb. 27, 2025, 3d U.S. Infantry Regiment (The Old Guard), https://www.flickr.com/photos/theoldguard/albums/72177720324107906/ 2025年3月2日閲覧。 
  10. ^ フランス大使館 [@ambafrancejp_jp] (7 March 2025). “森下陸上幕僚長は、3月5日在日フランス大使館において駐日フランス大使及びシル仏陸軍参謀長の立合いの下、日仏防衛協力・交流発展への寄与の功績により、レジオン・ドヌール勲章(オフィシエ)を授与されました。”. X(旧Twitter)より2025年3月9日閲覧.

出典

  • 防衛省将官人事:2015年~2023年
  • 2018年度版 防衛年鑑(防衛年鑑刊行会)

外部リンク

軍職
先代
吉田圭秀
陸上幕僚長
2023年 - 2025年
次代
荒井正芳
先代
小野塚貴之
東部方面総監
2021年 - 2023年
次代
冨樫勇一
先代
竹本竜司
陸上幕僚副長
2020年 - 2021年
次代
山根寿一



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