東京国税局査察第20部門
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「チェイス〜国税査察官〜」の記事における「東京国税局査察第20部門」の解説
春馬草輔 - 江口洋介 東京国税局査察第20部門に所属する国税査察官(内偵班)。査察官としての腕は一流で、今までに多くの脱税者を追い詰め摘発してきた経歴を持つ。脱税の摘発に全力を挙げるあまり、寝食を忘れ、家庭を顧みていなかった根っからの仕事人間。家族と中々過ごせないことを内心では気にしている。第1話では雪恵と共に念願の海外旅行に行くことを計画していたが、事案のために行けなくなり、雪恵を一人で行かせた結果、航空機事故に巻き込まれたのを「自分が殺した」と思い、大きな喪失感に苦しむこととなる。鈴子のために査察の場を離れようと決意するが、後に墜落事故の黒幕が村雲だと知り、追跡を始める。当初は事故遺族という村雲の嘘を信じていたため、同じ境遇から村雲に親近感を持っていたが「自分から大切なものを奪った世界が滅びてしまえばいい」という本心を見抜かれ動揺するも、第5話で独自に村雲の過去を知り、自分が村雲のように憎悪を持った人間とは違うと確信する。 「Zaiccレンタカー」を調べている内にシンガポールにある関連会社がダミーカンパニーであり、利益を付け替えている可能性に気付き、後に20億の隠し資産の事実を突き止めるも、村雲の策略で調査権がない海外のペーパーカンパニーへと取引が行われたのを知るが、財津たちが空港の税関を突破することを知り、鉄雄らと共に空港へと向かい財津を捕まえ、「Zaiccレンタカー」の摘発を行う中で墜落した飛行機の写真を見つけ、不信感を抱く。第3話では現役大臣の内偵を行う中でかつての上司・伊坂が税務コンサルタントとして立ちふさがることに苦心しながらも、伊坂が仕組んだ「パーマネント・トラベラー」を暴くが、品田によって事案が検察へと譲ったことを知り愕然とする。第4話で墜落事故により多額の違約金を手に入れた「ライトキャスト」を持つ多数の企業が、香港の会社が持つスイスの口座への送金を知り、コーポレート・インバージョンのために作ったペーパーカンパニーという事実を突き止め内偵を行うも、新谷の自殺によって中止されたことに疑問を抱き、村雲と基一が繋がっているのを知り、敵の存在を知る。第5話で鈴子のためを思い、左遷を希望して多摩税務署勤務となった。その後、休暇を取り鈴子と共に奈良へ旅行に赴き、また同時に村雲についての調査を行い、彼の過去を知ることとなる。一年後に村雲からの連絡と、基一の全財産が戻されたことで品田の命令によりヴァージン諸島に行き、再会する。相手の過去と今までの脱税行為を知りながらも命がけで助け説得し、共に日本へ戻り文子に会おうと約束するが、相手が最後に残した文子のスイス銀行の番号を知る。 窪田鉄雄 - 田中圭 東京国税局査察第20部門に配属された新人査察官。場に慣れていなかったり、専門用語が分からなかったりなど査察官としては未熟な一面があるが、IT関連には強い。草輔と共に内偵を行い、相手を先輩として尊敬している。 品田基彦 - 奥田瑛二 査察部次長。ノンキャリア組で現場主義だが定年間近のせいか、摘発に力を入れる草輔の行動を時に止める。だが、内に誰よりも熱い査察に対する思いを持っている。第3話では現役大臣の脱税問題に関わるとクビにされてしまう可能性から消極的な態度を見せ、草輔から怒りをぶつけられるも一人で内偵資料をチェックし続け、最後には事案を検察側へと渡してしまう。 新谷聡史 - 益岡徹 東京国税局査察第20部門の統括官。草輔と鉄雄の上司。同じ現場主義の草輔の理解者でもあり、調査活動を助け、陰で支えている。第4話で「ライトキャスト」の内偵を行っている草輔を危惧した村雲の策略により、5年前に売春行為を行っている風俗店から口止め料を貰い、警察に通報しなかった不祥事を暴かれ、自殺する。 大島俊作 - 近藤公園 東京国税局査察第20部門国際課の職員。 岬涼子 - 渡辺真起子 東京国税局査察第20部門国際課の職員。
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