東京国立博物館/東京大学/京都大学所蔵・古墳出土品
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「朝鮮半島から流出した文化財の返還問題」の記事における「東京国立博物館/東京大学/京都大学所蔵・古墳出土品」の解説
2013年、韓国文化財庁が調査依頼した国外所在文化財財団の報告によれば、東京国立博物館、東京大学、京都大学にある楽浪・新羅・伽耶時代の古墳出土品415点について「朝鮮総督府など帝国主義の日本の公権力による持ち出しであることは明らかで、取り戻すべき物である可能性が高い」とし、返還を受けるべき出土品に当たるA等級に分類した。慶尚南道梁山市の夫婦塚(新羅時代)出土品(東京国立博物館所蔵)272点も「違法持ち出しは明らか」としている。 2014年7月31日には返還運動を行っている僧慧門らの市民団体「文化財自分の位置取り戻す」が東京国立博物館所蔵の慶州金冠塚を「朝鮮総督府が1921年に発掘し、これに関与した慶州博物館長が横領した疑惑がある。よって同品は盗品だ」として保管中止を要請した。
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