東京国立博物館所蔵・王朝武具
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「朝鮮半島から流出した文化財の返還問題」の記事における「東京国立博物館所蔵・王朝武具」の解説
2013年12月10日、韓国国会は本会議で、東京国立博物館が所蔵する朝鮮王朝の王が代々身につけたとされる武具の返還を求める決議案を全会一致で採択した。決議は「日本の植民地支配期に不法に運び出されたと推定される」と主張。「韓国政府は日本政府に誠実な調査を求め、不法搬出が確認されれば、直ちに韓国の国立古宮博物館に返還するよう求めよ」と訴える内容であり、決議案を出した民主党の安敏錫議員はは「日本側が誠実な対応を示し、ぎくしゃくした関係がよくなる契機となることを願いつつ返還運動を推進する」と話している。また、韓国の国際交流財団も、前述の国立博物館の小倉コレクション1121品、大阪市立東洋陶磁美術館の安宅コレクションの800品、天理大学附属天理図書館の夢遊桃源図などを日本が韓国に返還すべき文化財としている。
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