東京国立博物館本
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「七十一番職人歌合」の記事における「東京国立博物館本」の解説
3巻、紙本着色。上巻32.1cm×2040.9cm、中巻32.1cm×1875.8cm、下巻32.1cm×1862.1cm。序文なし。月左歌・右歌、判詞、恋左歌・右歌、判詞、その後に左右の職人像が描かれている。上巻1~23番、中巻24~46番、下巻47~71番。巻末に1846年(弘化3年)に模写した法印養信・法眼雅信の名とともに「右絵之詞逍遥叟(三条西実隆)之花翰也」「職人尽歌合三巻 土佐光信筆」と極書されている。
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東京国立博物館本
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旧蔵者にちなみ「安住院本」ともいう。紙本著色、巻子装。寸法は縦26.1cm、全長243.4cm。絵・詞とも4段からなる。現在の装丁は制作当初からのものではなく、大部の絵巻であったものの一部分が残ったものと推定される。本巻に描かれている地獄の様相は、『正法念処経』所説の叫喚地獄の十六別所(16の小地獄)のうちの4つを表したものである。3段目「雲火霧」の図の炎は、不動明王などの仏像の火炎光背に描法が似ていることが指摘されている。4段目は、詞書によれば「雨炎火石」だが、「剣林」とするのが正しいとされている。元は岡山県岡山市の安住院に伝来し、1950年に国有となった。
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