絹本墨画蓮池白鷺図
| 主名称: | 絹本墨画蓮池白鷺図 |
| 指定番号: | 1807 |
| 枝番: | 0 |
| 指定年月日: | 1980.06.06(昭和55.06.06) |
| 国宝重文区分: | 重要文化財 |
| 部門・種別: | 絵画 |
| ト書: | |
| 員数: | 2幅 |
| 時代区分: | 元 |
| 年代: | |
| 検索年代: | |
| 解説文: | 荷花に水禽を配した蓮池水禽図は、北宋以来、江南の花鳥画家達によって盛んに描かれ、わが国にも早くからの伝来を見ている。そのうち、著色画である知恩院本、東京国立博物館本はすでに、重要文化財に指定されているが、本図は水墨画による遺例の一つである。図様は定型化した構図によっているが、蜻蛉などの虫類が加えられており、草虫画的な興味が添えられている。描写は没骨描を旨とし、よく水墨の潤いのある表現を保っており、時代は元時代もそれほど降らぬものと思われる。 |
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