金冠塚とは? わかりやすく解説

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きんかん‐づか〔キンクワン‐〕【金冠塚】

読み方:きんかんづか

韓国慶州市にある新羅(しらぎ)時代の古噴の一。積石塚で、5世紀末ごろの造営木棺内から黄金製の冠など、豪華な装身具多数発見された。クムグヮンチョン。


金冠塚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/20 21:19 UTC 版)

古墳名の由来となった新羅の金冠朝鮮語版
韓国国立中央博物館
環頭大刀には「尓斯智王」という文字が刻まれているが、どの王に相当するのかは不明

金冠塚(きんかんづか、朝鮮語: 금관총、クムグヮンチョン、Kumgwan-chong)は、大韓民国慶州市にある古墳群のひとつで、新羅時代5世紀末頃に造営された。

1921年、偶然発見され緊急発掘調査がおこなわれた。直径約46m、高さ約12mの円墳で、新羅独特の積石木槨墳(ko:돌무지 덧널무덤)の構造を有している[1]。被葬者は、金冠(ko:금관총 금관 및 금제 관식大韓民国指定国宝第87号)、切子玉・小玉・勾玉を連ねた首飾、金製腰佩(ようはい、ko:금관총 금제 허리띠、大韓民国指定国宝第88号)、金銀製(くしろ)、指輪、金銅製飾履(しょくり、かざりぐつ)をつけていた[1]

脚注




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