釧

デジタル大辞泉

くしろ【^×釧】

読み方：くしろ

古代の腕輪。貝・石・青銅・鉄などで作り、青銅製のものには鈴をつけたものもある。ひじまき。たまき。

歴史民俗用語辞典

釧

読み方：クシロ（ｋｕｓｈｉｒｏ）

腕輪を指す古語。

ウィキペディア

釧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/10/30 14:08 UTC 版)

石釧（垣内古墳出土）

釧（くしろ）は古代の日本の装飾品で腕輪の一種。

歴史

日本では、縄文時代には、貝や骨、石、木、土などを素材とする腕飾りなどのアクセサリーが作られていた。

古墳時代になると南海産の貝輪がもとになったとみられる銅釧（どうくしろ）や石釧などの腕飾りが出現し、これらの装飾品は権威の象徴とみなされた。

習俗

万葉集には振田向（ふるのたむけ）が筑紫国に赴任する際に詠んだ「吾妹子（わぎもこ）は 釧（くしろ）にあらなむ 左手の 我が奥の手に まきて去（い）なまし」という歌が収まれている。この歌から釧などの腕輪は左手首に巻くのが一般的だったと考えられている。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

釧

出典:『Wiktionary』 (2016/10/10 05:20 UTC 版)

発音^(?)

• 音読み
  • 呉音 : セン
  • 漢音 : セン
• 訓読み

  くしろ、うでわ

熟語

• 石釧
• 釧着く
• 拆釧
• 鈴釧
• 玉釧
• 腕釧

漢字辞典

釧

釧	画数：11 学習年：人名に使える漢字 音読み：セン 訓読み：うでわ、 くしろ ピンイン：chuan4 ハングル：천 対応する英語：bracelet

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「釧」の例文・使い方・用例・文例

• 私たちは2時に釧路に着きました。
• 私たちは午前に釧路に行きました。
• 私は一度も釧路に行ったことがありません。
• 私ははじめて釧路を訪問した。
• あなたはどのくらい長く釧路にいましたか。
• 石釧という,古代の装身具
• 金釧という装身品
• 釧路市という市
• 鈴釧という,古墳時代後期に用いられた青銅製の装身具
• 釧路湿原国立公園という国立公園
• ２月３日，北海道の釧(くし)路(ろ)港に今年初のタラの漁獲物が持ち込まれた。
• 試験運行中，DMVは北海道東部の釧(せん)網(もう)線で浜(はま)小(こ)清(し)水(みず)駅と藻(も)琴(こと)駅の間を走行する予定だ。
• 同社はDMVによって釧網線の乗客が増加することを期待している。
• メスのホッキョクグマは早ければ来年の秋に北海道の釧(くし)路(ろ)市(し)動物園からやって来る。
• 2008年６月，釧路市動物園は同園のホッキョクグマのツヨシ(当時４歳)とクルミ(当時11歳)の繁殖計画を開始した。
• 釧路市動物園はツヨシかクルミのどちらかを男鹿水族館に貸し出すことを決めた。