星座の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/28 08:06 UTC 版)
「白光のヴァルーシア」の記事における「星座の登場人物」の解説
アスル 声:理多 カウスの星。ヴァルーシア人の少年で、物語の主人公となるべき存在。都市の“外”へ出る夢を叶えるため、働いて金を稼いでいる。 “ホラーもどき”という不思議な存在と意思疎通が図れる術を、亡くなった母から教わっている。 異邦人の皇女クセルと運命的な出会いを果たす。 クセルクセス・セルラ・ブリート 声:桜川未央 サンブルの星。物語の主人公となるべき存在。世界の半分を牛耳る“北央帝国”の皇女であり異邦人。 政治・外交的取引を目的とした、ヴァルーシア太守ハールートとの婚礼に深い悲しみを抱いている。 アナ 声:野月まひる ジャウザーアの星。ヴァルーシア人のアデプト(熟達者)で、物語の主人公となる資格を有した人物。同じアデプトのカシムは弟にあたる。 《盟約》に従い、砂漠迷宮で異形の怪物“ホラー”と戦う日々を送る女剣士。アスルとの付き合いは長く、弟のように可愛がっている。 カシム 声:古河徹人 ジャウザーアの星。ヴァルーシア人のアデプト(熟達者)で、物語の主人公となる資格を有した人物。戦士でありながら理知的な好青年。 姉と共に砂漠迷宮へと赴き、そこで得た発掘機関をアスルの働く清掃工房へ引き渡している。異邦の学問に非常に興味を持っている。 肉体変異が起こる“恐怖病”を発症しており、既に右腕は義手。さらに、姉にも言えぬ秘密を抱えており苦悩している。 ナナイ 声:歌織 アクラブの星。ヴァルーシアの移動ハレムの踊り子で、物語の主人公となる資格を有した人物。盗賊王アルディーンの愛人。 かつてはアルディーンの傍にいたがアルディーンが地下に潜伏するにあたって過去を問われることのないハレムの女となった。 アルディーンを待ちわびつつも彼を待つことに疲れ切っており、“アブホール”に焦がれ、自分を消し去ってほしいと願っている。 ヤザタ 声:蘭丸 ダルワの星。元アデプト崩れの用心棒で、物語の主人公となる資格を有した人物。“白き死の仮面の教団”に育てられた暗殺者。 教団に命令されるまま何も感じることなく冷徹に暗殺を続けてきた彼だが“アブホール”を目にしたことで感情を取り戻した。 ハールート(ハールート・フラワウル・トライタウナ) 声:胸肩腎 サルターンの星。ヴァルーシアの現太守で、物語の主人公となる資格を有した人物。聡明にして清廉な人物。 都市の繁栄を願って≪大天蓋≫を開放し、異邦との外交を開始したものの、大機関から排出される排煙が人々から青空を奪いかねないことに加え、大機関を破壊するように“アブホール”が現れたことに自分の決断は正しかったのか苦悩している。 ヒルド・ロメ・ダルク 声:金田まひる ハウトの星。碩学教会の重鎮の一人である≪鋼鉄姫≫その人。物語の主人公となる資格を捨てた人物。 人間のものではない赫眼の持ち主。かつては神のために戦い抜いた敬虔な人間だったが、死に瀕してなお神の救いがなかったため神を呪っている。 クセルに不吉な言葉を残しては去っていく。 レオ 声:滝沢アツヤ ミーザーの星。異邦人であるとされるが、出自は謎。物語の外からあらゆる希望と絶望を見つめる人物。ジェントル・レオ。 碩学協会に名前のない碩学者で、アスルに機関技術を伝えた。ヴァルーシア国内に館を持つ、優雅に構える紳士然とした男。 召使いのリザからは遠慮のない言葉で罵られたりするが、特に意に介した様子も見せない飄々とした性格である。 その正体は十碩学の第六位、《万能王》レオナルド・ダ・ヴィンチ。あらゆる分野の学問に通じた碩学のイコンであり、《万能(ウニヴェルサーレ)》の異名を持つ。《三世の書》の所有者であり、《緑色秘本》と《赤色秘本》の双方を目にした唯一の人物。 実に2000年近くを生きる不老の人物であり、レオナルド・ダ・ヴィンチの名も彼のいくつかある名前の一つに過ぎない。その長い生のうちに人類という種には価値がないという結論に至ってしまい、それを否定するために人間個人の価値を探し求めている。そしてその命題の答えは願いの果てにあると考え、人々の願いを叶えるための手助けをしている。 アブホールを弑する《巨神》の製作者。碩学協会の手引きによって度々現れるアブホールを《巨神》を用いて消滅させていたが、シャルルによって《白き死の仮面》を埋め込まれ、ホラーが持つ恐怖の根源にある願いを知った彼は、その願いを叶えるべくすべてのホラーを取り込み空を覆い尽くす《ホラーエンド》に変容する。そして恐怖をもたらす全てのものを消却しようとするが、アスルとクセルが示してみせた答えによって「人の情念」を思い出し、命題の答えを見出した彼はホラーエンドを消滅させた。 リザ 声:かわしまりの ハマルの星。リザ・フォース。異邦人であるとされるが、出自は謎。レオの召使いで、主人と共に都市を観察し続ける女。 常に無表情で何を考えているのか分からない。冷淡な性格だがそこをつかれると怒る。召使であるのに、レオに向ける言葉には遠慮が無い。
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