明治大学野球部監督としてとは? わかりやすく解説

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明治大学野球部監督として

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 16:02 UTC 版)

島岡吉郎」の記事における「明治大学野球部監督として」の解説

1952年1月7日かねてから助監督として務めていた明治大学野球部監督就任大学当局双葉山発掘した双川喜一専務理事当時)という説がある)による人事であったが、応援団出身野球未経験島岡就任驚天動地であり、駿台倶楽部監督人強力に有していた明治大学野球部OB会)と激しく対立した結果前主将の呼元正照ら部員8人の集団退部招いた就任早々から部内意識改革当時明大野球部員の授業出席率2%程度)や、設備充実調布市深大寺南町所在した旧野球部専用球場用地買収等)に着手する就任1年目日本中の高校野球部長に手紙告知の上大阪藤井寺球場にてセレクション目的キャンプ実施集まった60名の中から、後に日本野球史に残るバッテリー呼ばれる岡山東高校秋山登土井淳獲得成功就任4シーズン目、秋山筆頭とする「明大五人衆」を擁して1953年秋の東京六大学秋季リーグ戦において1942年春季以来11年ぶりの優勝明大戦後初の天皇杯もたらした。 続く1954年春季リーグ戦にて連覇達成し、翌1955年春季リーグ戦制したこの年戦後初となる海外遠征台湾行い日本のスポーツ団体では初め蔣介石会見した1961年学生紛争最中学内過激派に「2億円もかけて野球部専用球場作って最下位ではないか優勝できないなら週3日学生開放しろ」と脅され激昂し、「年長者のおれに彼ら(過激派)はあんた呼ばわりし一切敬語を口にしない。どんなに頭が良くてこういう男は世に出て使い物にならない。おれはお前たち世に出て使い物になれるように殴って育ててきた」 と選手訓示述べ6年ぶりにリーグ優勝1962年6月28日勇退し総監督に就任するが、実質的な権限を新監督栗崎久に譲らなかった。辻佳紀主将が「4年生総意」として栗崎指揮権を譲るよう説得し、辻の主将退任引き換え指揮権譲った1965年監督復帰1978年春季リーグ戦最後に再び勇退するが、1980年大学創立100周年控え三たび監督就任創立100周年となる1981年春季リーグ戦優勝導いた1980年代後半からは糖尿病リウマチ障害により体調崩したが、車椅子姿で指揮執り続けた1988年3月6日試合を見ながら昼食取り始めたところ、おでんのちくわを喉に詰まらせて意識不明重体となる。その後意識回復して歩行訓練をするまでになったものの、再び神宮球場に立つことはなく、11月12日秋季リーグ戦最後に監督退き総監督に就任1989年4月11日春季リーグ戦開幕直後死去享年77。「打倒早稲田」「打倒慶應」を旗印としていた島岡死去は、リーグ開幕戦において明治早稲田から勝ち点挙げた翌日のことであった37年間にわたって明治大学野球部指導的立場に就き東京六大学リーグ戦優勝15回、全日本大学野球選手権大会優勝5回、明治神宮野球大会優勝2回、日本代表チーム監督務め日米大学野球選手権大会優勝2回の記録残した明治大学硬式野球部監督時代教え子には秋山登土井淳近藤和彦池田英俊辻佳紀高田繁星野仙一名取和彦鹿取義隆広沢克己福王昭仁武田一浩らがいる。 没後1991年競技者表彰野球殿堂入り競技者表彰プロ野球選手または審判などが選出されることが大半であり、島岡プロ野球関与しなかった者として初め競技者表彰での殿堂入りとなった

※この「明治大学野球部監督として」の解説は、「島岡吉郎」の解説の一部です。
「明治大学野球部監督として」を含む「島岡吉郎」の記事については、「島岡吉郎」の概要を参照ください。

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