日本医師倶楽部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 15:03 UTC 版)
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」の記事における「日本医師倶楽部」の解説
※この「日本医師倶楽部」の解説は、「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」の解説の一部です。
「日本医師倶楽部」を含む「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」の記事については、「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」の概要を参照ください。
日本医師倶楽部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 15:03 UTC 版)
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」の記事における「日本医師倶楽部」の解説
内神田景信〈70歳(第5期)〉 演 - 草刈正雄(第5期) 日本医師倶楽部・会長 東帝大医学部出身。妻は元東帝大学医学部長の令嬢でプライド意識が高い人物。 ステーキが好物のようで、密会の際には必ずステーキの店を貸し切ってステーキを食したり、蛭間に対しても「美味い肉が食べたい」と語っている。また、東帝大学病院のブランド維持に目を向けており、蛭間を通じて様々な策を張り巡らせている。「御意」という言葉を嫌っており、雉沢が言った際には注意を促し、蛭間も本人の前でそれを言いそうになった時には慌てて訂正していた。また、離婚を繰り返しており、その為にたくさんの息子がいる(東帝大に勤める西山もその一人だが、彼は自身が交際していたある看護婦の子供である)。 東帝大の院長だった志村まどかが患者ファーストの優先及び悪しき権力態勢の一掃を唱えた際にはいずれ日本医師倶楽部の権力も脅かされると危惧し、蛭間と組んで彼女を解任に追い込み、その上で蛭間を再び病院長に就任させる。また、当初は未知子のことを「高額な報酬と引き換えに困難な手術に挑む『医療界の癌』」として警戒する程度であったが、若手医員である伊藤の母親に関する「肝膵十二指腸同時切除」が成功した際に功績の当事者である伊東が、マスコミの前で真実と、正規の東帝大学病院の医局員ではない未知子の存在を明かしたことを「これまでに味わったことが無いほどの屈辱」として怒りを覚え、その怒りの矛先を未知子に向けて本格的に彼女の排除を目論む。 第4話・第5話では医療業界にAI(人工知能)を導入しようと検討しており、手始めに東帝大に導入してその成果を以って、全国の系列病院等に導入してそのリベートを懐に収めようとしているが、その過程で東帝大時代の同僚である神原晶から未知子に対して手を出さないように頼まれる。 第8話では自ら東帝大に赴き、蛭間に対して八雲拓哉が告発している大臣たちが自身の遠い友人であることを明かし、その上で未知子以外に八雲の手術をさせるように遠まわしで依頼する。しかし、後に西山から息子であることを明かされた上でマスコミにこの事をリークしない事を条件に西山から提示された八雲の執刀を了承する。それでも息子が心配だという一心から蛭間を通じて未知子を助手に付けることで結局は彼女に執刀させるように仕向けた。また、後日に西山を呼び出し、今まで息子たちが志さなかった医者の道を志してくれた事による感謝とこれからも父親として便宜を図るつもりだと伝えるが、逆に権力の為に手段を選ばない自身の姿に疎ましさを感じた西山からは怒りと本心をぶつけられ、更には自身が残した腕時計を目の前で手放されたことで親子関係を決別される。 第9話では未知子を完全に排除する為に遂に動き出し、根回しで神原名医紹介所に東帝大への取引停止をさせた上に未知子の雇用契約をも打ち切らせ、更には雉沢を使って高額請求の件で神原名医紹介所を告訴するといった手筈も整えるが、後に晶から呼び出され、これを最後として未知子にある患者の執刀を東帝大でやらせてほしいと彼から懇願されたことでそれを了承し、執刀の許可を出した。その後、ステージIVaの食道がんを患っていることが判明し、手術で切除が可能であるかを蛭間に確認するが、蛭間から「手術適応外」と断られた。 最終回では東帝大に入院し、後に未知子の執刀を受けて何とか完治はしたものの、最後にはAIの収賄に関与した疑いで蛭間と共に東京地検特捜部に逮捕され、東京拘置所に収監されることとなった。 雉沢真之介 演 - 矢島健一(第5期) 日本医師倶楽部・会長秘書 東帝大学病院・監査役・東帝大学病院・事務長 真面目で、金の流れについてもチェックすると豪語しており、患者が蛭間に対して持ってきた賄賂を見抜くほどに正義感もあるが、一方では未知子の功績を別の医師の功績とするために口止めと称して晶の高額請求に応じたり、内神田が追い詰められた際は真っ先に見限って逃げ出すなどずる賢い面もある。また、組織的な規則や命令には忠実で、それを破った者に対しては容赦無い一面を見せている。内神田の命令で抜き打ちの身辺調査の為に東帝大学病院にやって来るが、そこで起きた「肝膵十二指腸同時切除」に関する出来事により内神田の怒りを蛭間に伝え、同時に未知子の排除を依頼する。また、一度は支払いを了承した晶の高額請求の件に関しても調査の上で刑事告訴するといった旨も告げた。第9話では、神原名医紹介所を高額請求の件で告訴する手筈を整え、東帝大の院長室に出向いて蛭間や海老名、鳥井や猪又に笑みを浮かべながら「大門未知子は医学界から追放される」と話し、更には「今後、大門未知子の行為に関わった者には、相応の処分が下される」と告げた。最終回では内神田が収賄罪で逮捕される様を見て「私は知らなーい!!」(実際には「わーたーしーはー知らなーい」)と叫び、直後に内神田を見捨ててその場から逃走した。
※この「日本医師倶楽部」の解説は、「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」の解説の一部です。
「日本医師倶楽部」を含む「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」の記事については、「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」の概要を参照ください。
- 日本医師倶楽部のページへのリンク