忄とは? わかりやすく解説

りっしんべん

別表記:忄、立心偏

漢字構成する部首一種で、主に感情思考といった心の動きに関する字義を示す偏(へん)のこと。

りっしんべんは「心」字形から転じた偏であり、「忄」の形で書かれる書き順筆順)は、左側の点、次いで右側の点、そして最後に真ん中の縦一本、という順序正し書き方とされる

りっしんべんを部首にもつ主な漢字の例としては、性・情・快・愉・悦・怖・憎・恨・惜・悩・惨・慌・忙・慢、などが挙げられる

りっしんべんと同様に「心」変じた心部の)部首としては「こころ」および「したごころ」がある。「こころ」は「恋」や「念」あるいは「愛」などにおける部首であり、「したごころ」は「恭」「慕」などの語の部首である。

読み方:りっしんべんりつしんべん

  1. 情婦のことをいふ。情婦の情字は「〓」に「青」といふ字を書いてあるから。〔情事語〕
  2. 情婦のことをいふ。情婦の情の字は「〓」偏に「青」といふ字を書いてあるから。
  3. 情婦のことをいふ。情といふ字は忄に青といふ字といふ所から。
  4. 情婦。「情」の字の扁を取つて云つたもの。
  5. 〔不〕情婦のこと、情のリツシン偏を取つていつたもの。
  6. 情婦。「情」の字が立心篇のところから。〔不〕
  7. 情婦。「情」の字の扁を取っていったもの。

分類 不、不良俗語情事

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心部

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/05 02:33 UTC 版)

康熙字典 214 部首
彳部 心部 戈部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

心部(しんぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。

康熙字典214部首では61番目に置かれる(4画の最初。卯集の最初)。

概要

心臓

「心」の字はヒトの心臓に象る。古代では心臓が精神を司る器官と考えられていたため物理的な心臓と精神的なとの両方を意味した。

偏旁の意符としては感情や思考といった心の働きやそれが外に現れた表情、人を規定する性格といったものに関わることを示す。

なお、その字形は左の偏にあるときは「(りっしんべん)」に変形し、また下部でも「(恭の下、したごころ)」に変形することがある。

心部は以上のような意符を構成要素とする漢字および「心」の形を筆画に持つ漢字を収める。

部首の通称

  • 日本:
    • こころ
    • りっしんべん
    • したごころ
  • 中国:心字底・竪心旁
  • 韓国:마음심부(maeum sim bu、こころの心部)・심방변(sim bang byeon、心の)・밑마음심(maeum sim、の心)
  • 英米:Radical heart

部首字

例字


出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 11:09 UTC 版)

発音(?)


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