従育科生徒
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大地 薫(だいち かおる) 声 - 釘宮理恵 白麗陵学院高等部1-C従育科所属。身長157cm・体重39kg。 秋晴のルームメイト。実家は忍者の家系。実は女性で、父親の決めた進路に反発して父親から自分で進路を決める条件に男として白麗陵を卒業するように言い渡され、男装して従育科に入学した。 幼い頃から山奥の祖父の家で育てられた為に、人と話すこと自体慣れていない。特に男性に対しては過剰に反応する。秋晴と組み手をした際に発覚し色々訓練してある程度までは耐えられるようになったが、取り押さえることが目的の組み手の授業で「触らなければ恥ずかしい思いをすることはない」という考えから相手だった轟を気絶させるという発展を遂げた。 普段は女であることを隠す為サラシを巻いているが、秋晴が自身の上半身裸を見ても女と気付かなかった程の無乳である。成績は主席を誇り、運動神経は男子よりも非常に高く、料理の腕前も優秀。 最初は秋晴のことを避けていたが次第に興味を持つようになる。秋晴が他の女性とデートに行くのを気にしたり、秋晴から女として見られないのを寂しく思ったりと彼のことが気になっている様子。秋晴とのダブルデートの際、岡に自らが持つ秋晴への好意を気付かされる。好意に気付いてからは苦悩に見舞われ、12巻ではいつか絶対に告白することを誓う。 私服の数は少なくしかもかなり地味で似通っているらしい。そのため、休日に秋晴や満らと街へと繰り出しコーディネートされた。 三家 満(さんけ みつる) 声 - 藤村歩 白麗陵学院高等部1-B従育科所属。身長161cm・体重43kg。 童顔で小柄であり、上育科を含めた異性に割と人気がある。実家は旅館を営んでおり、本人も料理やアイロンがけを得意とする家庭的な性格。実家の旅館に通っていた芸者を見よう見真似で真似てか、日本舞踊ができる。 女装すると薫や他の女子生徒を上回る程の美少女となり、そのせいで灯一朗に言い寄られるほどだが本人は男らしさに憧れている。要するに男の娘という奴である。 あだ名は三家をもじった「ミケ」。 轟 慎吾(とどろき しんご) 声 - 川上貴史 白麗陵学院高等部1-B従育科所属。身長171cm・体重58kg。 伊達メガネ(本人曰くキャラ立てのため)にオールバック、似非関西弁(出身地は茨城県)と目立つキャラを意図的に作っている。 常時煩悩エネルギーからくる下心丸出しの言動が特徴であり、従育科に進んだのも「美人なお嬢様に見初められ、可愛いメイド達にも愛されまくる『己の楽園』を夢見て」という筋金入りの変態であり、男女問わず壮絶に嫌われているが、その思考にはまだ人間らしさが残されている為ヘディエや灯一郎程破綻した性格ではない。 身体能力は高く紅茶の淹れ方も完璧で、従育科の成績も優秀(大地に次ぐ2位)、しかし普段の言動で全て帳消しにしている。それにより周囲から制裁を受ける事に慣れている為か、土下座を特技として挙げる上、深閑や秋晴から強烈な折檻を受けても平気で立ち上がる程の回復力を持つ。 従育科の定期試験には相手がいないという理由で不参加が多く、深閑に警告されたためセルニアと秋晴の協力を得てお情けで参加、その後は自力で相手を探して参加している。 四季鏡 早苗(しきかがみ さなえ) 声 - 小清水亜美 白麗陵学院高等部1-A従育科所属。身長164cm・スリーサイズ:B91 W62 H88。 中等部までは姉と同じく上育科に通っていたが、実家が没落した為、高等部からは従育科へ編入した。 かなりの間抜けで、しょっちゅうドジを踏んでは秋晴の周囲に何かと被害をもたらし、器物損壊は当たり前、時として建物一つを倒壊寸前に追い込むこともある。立派なメイドになって家族を養い、ひいては没落した家を再興しようと息巻いてはいるものの成果はまるで上がっていない。 姉から余計なことを吹き込まれた結果、自分は秋晴に好意的な感情を抱いていると思い込んでいるが、それは所詮勘違いである。もっとも、最初は成績下位に居た秋晴が努力で中位程度になったことや、失敗しそうになる自分をフォローしてくれることに、尊敬や感謝はしている。
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