後半登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 02:49 UTC 版)
出虎 一八(いでとら かずや) 本作後半の主人公。T市の白銀高校の生徒。あだ名はデコッパだが、そう呼ばれることを嫌っている。 2人組の魔人とすれ違った際になぜかおでこが急に切れ絆創膏を貼っている。その傷が出来てから様々な魔人が起こす事件に巻き込まれていく。 父親は生物学者で、自身もIQ200を超えると言われる天才。戦闘能力は持たず身体能力も人並みだが、圧倒的な知識と機転の持ち主。たとえ魔人であってもその生物的特性を瞬時に見抜き、身近にあるものを応用して撃破する。決め台詞は「どうやら人間(僕)の敵ではなかったようです」。 芦原 萠(あしはら ともえ) T市の白銀高校の生徒。一八と同じクラスの生徒。 本人も気が付かないうちに大学生の彼氏の子を妊娠しており、それがきっかけで一八とともに事件に巻き込まれていく。 ナオヒサ 大学生。萠の彼氏だが、他にも彼女がいるらしい。正体は魔人(クモ男)だった。 作中屈指の美形であり、一部の女性読者に人気があった。 林 一八の伯母。 白銀高校の校医をバイトでやっているが、本来の職業は生物学者。従って、よく一八に頼んで弟の研究データを無断で貸してもらうなどしている。異性関係が豊富らしい。 虫には弱いが哺乳類(げっ歯類)には強く、本人曰くメス投げはブラックジャック並み。 魔神のとの最終決戦では彼女が一八の依頼で作成したプログラムが重要な役割を果たした。 ハリー リスの様な小動物の魔人。同一族の生き残り。関西弁を話す。ピンチになると自分だけすぐに逃げる。 魔人の依頼を受け、便利屋のようなことをしており、クモ男が死んでからは一八の家の居候となり、一八に仕事を手伝わせるようになった。 モデルは作者のペット。 はる 萠の中学時代の親友。魔人(ろくろ首)。 中学生の時は体が弱かったが、最近ウイルスに感染してハカセの配下になった模様。魔人の力を使って盗みを行っていたが、そのことで賞金首になってしまい、ハリーに追われる。 同族に逆恨みされて襲われた萠を体を張って助け、萠を安心させた。 魔神との最終決戦では自らを完全に滅ぼす術を見つけ、実行した一八を止めようと襲いかかる魔神に哲や仲間の魔人たちと共に立ち向かった。その際に自分を含め、ハカセに従う者たちは皆彼と出会えたことで死と戦う「力」を得ることが出来たと語っており、一八は進化とは死を排除するためではなくこの力を手に入れるために行われるという自身の推測を魔神に語った。 ハカセ 魔人に並々ならぬ興味を示し、T市の地下に巨大な秘密研究施設を構え、魔人ウイルスの培養やその感染サンプルの確保、魔人の標本調査と人体実験を繰り返している謎のマッドサイエンティストで、常に手術用の服を着ている。今まで自らが創り出してきた多数の魔人を自身の配下として従えている。 偶然地下の研究所を発見した魔神の息子達に研究所を壊されてしまったため、一八とその頭の中に寄生している魔神に近づくために非常勤の数学教師として白銀高校に赴任してきた。授業ではなぜか解剖の授業しかやらない。 18歳の頃にイングランドに留学していたときに舌食い(タンイーター)と呼ばれる魔人と出会ったことがきっかけで魔人の魅力に取り憑かれ、以来20年以上に渡り魔人研究に没頭するようになった(ハカセ曰く「何から何まで未知の生物だったため、人体実験以外に研究の方法がなかった」とのこと)。 高度なクローン技術を持っているらしく、たとえ死んでしまっても頭さえ無事なら復活できる。ただし、本人は魔人ではない。 横山 高校教師、科目は理II。ハカセの配下と思われる魔人の女子高生を援助交際しようとした所、感染してしまい、軟体類のような魔人と化してしまった。 街中で「出会い系サイトで女子高生を喰おうとして逆に食べられてしまった」とハカセに紹介されてしまう。 ハカセに復讐すべく襲い掛かるもハカセの配下の下半身が大蛇になる魔人に捕らえられ、ハカセに実験体として屠られてしまった。
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