広島の幹線道路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 16:15 UTC 版)
広島市は120万人を抱える都市であることから、都市高速道路が整備中であり、2010年4月には広島東ICと宇品・海田地区との行き来が出来る広島高速1号線(1号線は全線供用)と広島高速2号線、2014年3月には広島高速3号線の全線開通でネットワークが完成し、広島東 - 宇品 - 商工センターまでの行き来が容易になり、残すは5号線による広島駅北口までの整備と4号線の五日市ICへの直結のみとなっている。都市高速の料金はNEXCO管理の高速道路と同じく対距離制となっている。 広島市は都市高速より、国道のバイパス化が進んでいる。西広島バイパスは地域高規格道路に指定されているほか、祇園新道も4車線-8車線に整備され、中央分離帯にはアストラムラインが通っている。国道2号に関しては将来、隣接する東広島市の西条バイパスとのバイパス接続(安芸・東広島バイパスを介して)も行われる。 NEXCO西日本の高速道路 道路名市内のIC・JCT備考山陽自動車道 28-1広島東 29広島 29-1沼田PA/SIC 30広島JCT 31五日市 広島東は広島高速1号線・広島は国道54号と接続 沼田PA/SICはスマートIC 将来は五日市が広島高速4号線と接続予定 中国自動車道 26広島北JCT 市内にICは無し。 広島自動車道 1広島北 2広島西風新都 全線広島市内の路線である。 山陽自動車道と中国自動車道とのアクセス道。 広島・広島北の両JCTの標識に広島道の表示無し。 都市高速道路(広島高速道路) 道路名車線数備考広島高速1号線 4 全線供用中(元は安芸府中道路で現在も標識に記載) 2006年より山陽自動車道広島東ICと接続。 2010年4月26日に2号線と接続 広島高速2号線 4一部暫定2車線 2010年4月26日全線供用開始 名称は府中仁保道路 北は1号線・南は3号線と接続 東雲 - 仁保は暫定2車線区間。 広島呉道路・海田大橋と接続 広島高速3号線 4一部暫定2車線 2000年仁保 - 宇品の一部供用開始 広島南道路の一部であり、標識も設置。 広島呉道路・海田大橋と接続 2010年に2号線と接続。 2010年4月26日には吉島まで延伸。 2014年3月23日に観音まで延伸し全線開通。 上記の全通で観音-商工センター間の広島南道路と直結し商工センターまで往来可能。 広島高速4号線 4 2001年全線供用開始 計画では五日市ICまでの接続。 路線の大半がトンネル 主にひろしま西風新都と中心部アクセス道路。 広島高速5号線 暫定2車線 2020年現在未供用 2022年度供用予定 1号線との接続予定 バイパス 道路名国道番号区間備考安芸バイパス 国\道2号 東広島市八本松町 - 広島市安芸区上瀬野町 東広島市側の0.75kmのみ供用中 全線供用開始は2022年度の予定。 東広島バイパス 国道2号 広島市安芸区上瀬野町 - 安芸郡海田町 2006年中野IC - 海田東ICの一部供用開始 2014年3月29日午後4時より中野IC-瀬野西IC間開通。 全線供用開始は2022年度の予定。 新広島バイパス 国道2号 安芸郡海田町 - 広島市西区観音本町 広島市内で最も古いバイパス 開通当時の本線は県道に移管されたため、現在はこちらが本線。若い市民には「新広島バイパス」の名前を知らないものも多い 路線の殆どが平面道路。渋滞も多い 西広島バイパス 国道2号 広島市中区平野町 - 廿日市市地御前 高規格道路指定。標識が全て緑 一部で渋滞も頻発 現在は市内中心部方面が観音新町まで、下りは観音本町から。 広島岩国道路廿日市ICと接続。 広島南道路 国道2号と広島市道 安芸郡海田町 - 廿日市市地御前 新広島バイパス・西広島バイパスに代わる2号線の高規格道路 海田町 - 仁保JCTは海田大橋、仁保JCT - 観音ICは広島高速3号線、観音 - 地御前JCT(広岩道廿日市IC・西広島BP合流予定)までは広島市管理の無料区間の3つで構成される。海田 - 観音間は有料区間。 海田大橋、広島高速3号、観音 - 商工センター間まで供用が開始されている。 宇品IC - 広島港入口交差点、吉島IC - 観音ICの側道は国道2号として管理されている。 祇園新道 国道54号国道191号 広島市中区基町 - 広島市安佐南区緑井 中央分離帯に新交通システムアストラムラインが通っている。 山陽自動車道広島ICと接続。 祇園新橋など一部では渋滞が頻繁に発生する。 可部バイパス 国道54号国道191号国道261号 広島市安佐北区可部南 - 安佐北区大林町 国道191号・国道261号との重複路線。 その他高規格道路・有料道路 道路名管理者備考広島呉道路 NEXCO西日本 広島市と呉市を結ぶ国道31号の高規格道路 仁保JCTで広島高速2号線・広島高速3号線と接続 2010年6月より無料化社会実験の対象区間に指定されたため、全線無料となっていた。 草津沼田道路 広島市 商工センターと沼田地区を結ぶ道路である 以前は利用する車は少なかったが、無料開放後は交通量も増加している。 計画以来、償還後無料化の方針であり、2010年3月20日で完全無料化。 一時期は広島高速道路への編入も提案されていた。 海田大橋 広島県 広島湾を跨ぐ橋 広島南道路の一部として整備。 広島高速2号線・広島高速3号線と接続 広島熊野道路 広島県 安芸郡熊野町と安芸区矢野(矢野ニュータウン)を結ぶ広島県道34号矢野安浦線のバイパス。 区間の大半がトンネル。通行量は多い。 開通以外有料だったが、2020年12月6日から無料化。
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