実用化されたテクノロジー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/20 18:55 UTC 版)
「Star Trek Online」の記事における「実用化されたテクノロジー」の解説
トランスワープ・ドライブ 人工ワームホールを作り出し、その中へ突入通過することで瞬時に特定の空域(いくつか選択肢がある)へと移動するテクノロジー。(いわゆる一般的なワープ航法に近い)。 原作シリーズではボーグやヴォス人などごく限られた種族のみが持つ技術だったが、25世紀には惑星連邦宇宙艦隊およびクリンゴン帝国防衛軍の全艦船に標準装備されている。 ただし、起動に大量のエネルギーを要するため、一度使用すると一定期間再使用が不能になる。 アブレイティブ・アーマー 原作シリーズでは「スタートレック:ヴォイジャー」のラストエピソードにおいて、未来からやって来たキャスリン・ジェインウェイ提督によってもたらされた展開式装甲(融除船体装甲基板)。 設定上はヴィジラント級などに装備されているが、ゲームとしては「アブレイティブ・アーマーを制御するコンソール」という艦船装備品として再現されている。 トランスフェイズ魚雷 原作シリーズでは「スタートレック:ヴォイジャー」のラストエピソードにおいて、未来からやって来たキャスリン・ジェインウェイ提督によってもたらされた兵器。 防御シールドへの浸透率が非常に高く、24世紀ではボーグ・キューブを1発で撃沈出来る威力があった。弾頭は光子魚雷などと同様にタブレット状で、ケースの色は金色。 パーソナル・シールド ボーグドローンが内装している物に似た機能を持つ、個人携行用の再生式防御スクリーン。ジェネレーター内蔵型ではあるが、外部ジェネレーターを使用したエネルギーの遠隔供給も可能。小型なのでシールド強度は低く、ライフルやガンのような粒子ビームを数発防げる程度のものである。 ボディ・アーマー ボーグドローンの外骨格に類似した形状の戦闘装甲服。白兵戦時にパーソナル・シールドがダウンした後はこの装甲服の持つ防御力のみが頼りになる。通常は頭部以外を覆う構造だが、宇宙艦隊のオメガフォースなど一部部隊の構成員が装備している物はフルフェイスのヘルメット状の装甲で頭部も保護されている。 なお、ボディ・アーマーとパーソナル・シールドはキャラクターの外見には反映されず、外見上は制服姿のままである。 ジャンプ アイコニア人が用いる超光速移動技術。ダイソン球クラスの超巨大構造物を異なる銀河間で丸ごと瞬間移動させる事が出来る。 ボーグ散弾魚雷 ロミュランのネロがボーグテクノロジーを取り入れて採掘船ナラーダを超巨大戦艦に改造した際に、合わせて開発した特殊な魚雷。元は採掘用の爆雷である。船から母機を射出した後、母機から多数の小型弾頭が飛び出し標的を襲う。弾頭数が多い上に防御シールドへの浸透率が極めて高いため、標的は防御も回避も困難となり甚大なダメージを負う。ナラーダがブラックホールに落ちた後は幻の兵器となっていたが、2409年にロミュラン帝国タルシアーがこの兵器を搭載した船を量産配備している事が確認された。 トックス・ウタット 31世紀の惑星連邦の科学者カル・デノが発明した装置。元は核融合を停止してしまった恒星を再点火するための「量子位相反応抑制機」だが、容易にプラネット・キラー(惑星破壊兵器)として転用出来てしまう構造であった事から争奪戦が巻き起こってしまい、時間冷戦の需要なファクターの一つとなった。ソリア人は小型の船に搭載しプラネット・キラーとして運用しているが、惑星連邦の宇宙船で同様の運用をするにはユニバース級(U.S.S.エンタープライズJ)クラスのパワーレベルが必要となる。なおオリジナルの「トックス・ウタット」は2410年にダニエルスと時間エージェント(プレイヤー)が確保し22世紀のライサに隠匿したのを2366年にジャン=リュック・ピカード大佐が発見、破壊している。 ネクサス防御スクリーン アルファ宇宙域同盟の全宇宙船に装備されている特殊な防御シールド。ネクサスからの影響をシャットアウトし、船およびクルーを防護する事が出来る。ネクサス・リボンに接近する際にはこのシールドの展開が必要不可欠で、さもないと船はネクサスに引き込まれてしまう。
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