大宇宙警備隊ウーター一族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 01:54 UTC 版)
「空想科学大戦!」の記事における「大宇宙警備隊ウーター一族」の解説
ここでは4巻に登場するウーターマンの両親に関しても記述する。 ソフィー先輩 300年前から地球を守るため日本にやってきた。巨大な体のまま地球に来たが、この世界では容易に人間の姿に変わるわけにいかず、300年間穴蔵で人目を忍び暮らしてきた。初出動時に超音速で飛行したため、首を衝撃波で損傷し、死亡。東京から地面を数回バウンド後、東海道を滑走、熱海まで吹き飛び、温泉を掘り出した。名前のモデルはゾフィー。 ウーターマン 地球を守るために日本にやってきた。愛称はウー。人間の姿になってこの世界に来たため、巨大化するのに時間と大量のエネルギーが必要となってしまった。そのため、海に潜って魚をむさぼり食う等の方法(初変身時は巨大化実験中の猫柳田を気絶させ高濃度のアミノ酸溶液を入手しており、4巻以降では普通の食べ物でも大量に摂取すれば変身できるようになった)で、9時間28分かけて巨大化する。しかし3分後には細胞がいっせいに壊死し、大量の垢を撒き散らして元に戻ってしまう。ただし、3分間の時間制限は地球上のみで、宇宙空間では無制限の設定(5巻)。この方法により地球では著しい被害が出ており、1巻では湖一つを滅ぼし、4巻では東京湾と琵琶湖の生態系を破壊しつくした挙句商店街で大量の食い逃げを行い、5巻では焼肉屋を梯子して何件も潰した上に花形号の全食料を食いつくした。 名前のモデルはウルトラマンであり、身長と体重もそれに従っている。掛け声は「ウー」と「ター」ばかりだが、口の部分は人間と同じ(元ネタで例えると『ウルトラマン超闘士激伝』などと同じ)なので会話も出来る。実戦経験に乏しく地球にくるまでは内勤だった。 必殺技はウータニウム光線だが地球上では全く使えない。高さ50mの津波を食い止めるために海上要塞「レイジングポセイドン」を引っこ抜き止めるという怪力を見せており、4巻あとがきによれば900万t(自重の250倍以上)の錘を持ち上げるのに匹敵する腕力を有する。ピクルス 変身時間を稼ぐためにウーターマンが召喚したカプセル怪獣。周囲の建物などを吸収して具現化する。尻尾を失ったウナギングに挑むも逆にボコボコにされて敗北し、被害を拡大させた。名前の元ネタはミクラス。 ウーターマンの父 4巻に登場したウーターマンの父親。身長45m、体重4万t。髭や腹巻のような部位が存在する。妻と共にモドキングにそそのかされ、地球に降下した。頑固者で呑気な性格で、必殺技「グレート・ファーザー光線」はウーターマンもトラウマになるほど強力とのこと。 人間に化けて社会に入り込む行為を「軽薄」と断じており、ウーターマンがヒカガクに戻ると激怒して御仕置を加えようとしたが、直前で人間態になってしまい、ヒカガクに非難されそうになるや否や「やはり若いものの考えることなど軟弱よ!」と開き直った。最後は妻と共に関東沿岸の魚介を食い尽くして宇宙に逃走し、モドキングに仕返しをした。本人曰く30時間は巨大化したままいられるとのこと。 人間態は頭がハゲた固太りの老人の姿。 ウーターマンの母 同じく4巻に登場。身長40m、体重4万tとやや太め。息子に対して甘い一面がある。夫以上に呑気で物分かりが悪い。 人間態はややぽっちゃりした中年女性。
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