大宇宙神・小宇宙神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 02:05 UTC 版)
「とっても! ラッキーマンの登場人物」の記事における「大宇宙神・小宇宙神」の解説
大宇宙神 大宇宙を司る神。大宇宙編開始時点では既に故人となっている。当初風邪をこじらせて亡くなったとされていたが、実際は何者かに毒殺されており、その犯人は第10小宇宙神になりすました全とっかえマンの仕業である事が後に判明した。大宇宙編終了後にはラッキーマンが新たに大宇宙神の座を引き継いだ。 小宇宙神 小宇宙を司る神で、第1小宇宙神から第16小宇宙神まで存在する。第3小宇宙神を除いて皆人相が悪く、大宇宙神が亡くなった際には自分が次期大宇宙神となり他の小宇宙を征服することを考えていた。本項では主にストーリーに絡んだ小宇宙神を記載する。ヒーロー神/第3小宇宙神 この宇宙(第3小宇宙)を創世し司る神。ヒーロー協会の創設者でもある。よっちゃん編の頃は素顔は不明で「募集中」と語られており、素顔が判明したのはさっちゃん編から。 当初は皿に小さな目玉と磯野波平の髪の毛のように1本のスパゲティがついたような顔だった("Oh My God"と「オーマイスパゲティ」をかけていた)が、「不評だった」ということで、のちに普通の老人の顔(本人曰く「神っぽく」)になった。最初はラッキーマンから馬鹿にされていたが、終盤は「おじいちゃん」と慕われるようになる。相手の考えていることを読むことができる上に、ラッキーを一切無視してラッキーマンを「大凶」にしてしまったり、過去に反旗を翻した世直しマンを瞬殺するほどの強さを持つ。しかし、裏宇宙からの襲撃者にはあっさり追い回されたリと初登場時以外はあまりその強大な力は描写されなかった。 超ウルトラ必殺スペシャルマンの人徳を見込み、ヒーロー協会会長に任命したが、それを良しとしない世直しマンから反旗を翻されるも、あっさり気絶させて改心する見込みがあるまで牢に閉じ込める。よっちゃん編では脱獄した世直しマンに殺されて読心マシーンを奪われたと語られていたが、実際は生存していた。ラッキーマンとの戦いを通して自身の過ちに気付いた世直しマンが罪を償うために単独で太陽に突っ込む中で彼の前に現れ、脱獄できたのは自身の策であった事と「力だけが全てじゃないことを知ってほしかった」と胸の内を語り、世直しマンを救出。彼を改心させてヒーローに復帰するきっかけを作った。 100億年前に小宇宙を創世したが、争いが絶えない小宇宙に挫折し、自らの死をもって小宇宙を消そうと考える。しかし大宇宙神の3000年かけての教えを受け絶対に諦めない事を誓う。第10小宇宙神とともに大宇宙神から篤い信頼を受けており、「ビッグコスモスゴッドリング(大宇宙神指輪)」の片方を預かっていた。かつて元祖ラッキーマンを勧誘した際に、その指輪の片方をラッキーマンの頭の湯飲みにある茶柱に引っかけたことでなくしてしまい、それを隠していた。大宇宙統一トーナメント決勝戦で本物の第10小宇宙神が殺されていたことを知り、優勝後、大宇宙神の座をラッキーマンに譲渡 し、代わりにその遺志を次いで第10小宇宙神の掛け持ちをする(そのため、かなり多忙で最終話では元祖ラッキーマンが代わりに第3小宇宙を見回ることになった)。ぼっちゃんマン ヒーロー神がH-1グランプリに参加していた時の仮の姿。見た目はのんびりしており、語尾に「 - でちゅ」を付けて話す。天才マンのカッによって正体をあらわした。 第2小宇宙神 普段は物腰柔らかそうな態度を示すが、その性格は卑劣。「記憶をかえる能力はすごいが中身は貧弱だったマン」を使い勝利マンと天才マンを洗脳し仲間に加え、第3小宇宙と戦わせた。勝負に負けて控え室に向かう途中に宇宙船の乗客を人質にし、彼らを解放するための条件として自らを大宇宙神とするように要求するが、勘ピュー太マンに取り押さえられた。A子マンのパトロン。 第4小宇宙神 大宇宙の中で最も財力を持っている小宇宙神。金に物を言わせ、猛トレーニングマンやヤマトマンを雇う他、息子の御曹司マンに様々な分野を学ばせるなど抜け目が無い。御曹司マンが敗れた際は、土下座をしてまで息子の命を助けようとしたなど親子愛は深いようである。 第5小宇宙神 大宇宙の中でも最もスポーツが盛んな第5小宇宙を創世した神。葉巻を吸い、サングラスにシャッポというギャングのボスのような出で立ちをしているが、根は爽やかスポーツマンらしく、勝負に負ければ素直に認め、相手に「勝てよ」というなど、フェアな精神がある神である。シャッポの下は結構ハゲ。 第10小宇宙神 大宇宙統一トーナメント決勝にて第3小宇宙と戦うことになった第10小宇宙の神。前述の通り大宇宙神からの信頼は厚く、第3小宇宙神とともに「ビッグコスモスゴッドリング」の片方を預かっていた。とても穏やかな性格のはずだったが、作中では勝負に勝てなかった腹いせに椅子を蹴り飛ばすなど粗暴さが目立つようになる。実は全とっかえマンが成り代わっていた偽者であり、本人は既に殺害されていた。 全とっかえマンが成り代わっている通り、大宇宙神を殺害した張本人だが、トリシマン初登場時には他の小宇宙神と一緒に「(大宇宙神を)誰が殺ったか知らねーけど」と考えるという矛盾した描写がある。
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