基本ルール・進行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 06:12 UTC 版)
「優しい人なら解ける クイズやさしいね」の記事における「基本ルール・進行」の解説
多種多様なグッズや設備、施設や制度などに使われている、使っている人や環境などに配慮した「やさしい」アイデアや、視聴者から寄せられた「やさしい」エピソードに関して、どういう仕組みなのかやどういった意味があるのかを当てる。 問題は個人戦となっており、全問筆記で解答する。問題前には毎回「やさしいあなたにお聞きします」というフレーズから始まり、VTR終了後のスタジオヒントとして内村に正解が明かされ、その反応や解答者とのやりとりを元に考える。また、シンキングタイム中には関係者から寄せられた、出演者の「やさしい」・「やさしくない」エピソードや、モニター回答者のやさしい誤答が紹介されることがある。 解答はモニター筆記式になっており、誤答はハートマークに「違うよ」、(第7回放送より)惜しい場合は(第8回放送より青文字で)「惜しい」と表示される。全員の答えを見た後、全員不正解だった場合は挙手制による解答を行い、正解者が出るまで行われる。 正解VTRには毎回「やさしい理由について解説致しましょう」というフレーズから始まり、毎回「皆さん、このやさしさ解りましたか」というフレーズで締め括る。VTR終了後は、その正解の内容が「やさしい」かを自席のボタンを押して加点形式で評価(押せる回数は無制限)。合計100「やさしいね」(100点)以上で「やさしい問題」に認定される。 データ放送ではVTR終了後のタイミングでリモコンの決定ボタンを連打することでその出題内容が「やさしい」かを評価することができる(押せる回数は無制限だが最高999「やさしいね」まで貯めておくことができる)。 「やさしい」エピソードに関するクイズ出題案の投稿採用(いわゆる情報提供者)は賞金3万円だが、2016年4月5日分から6月7日分までは「投稿した問題に与えられたやさしいね数×100円」が賞金となっていた。また、「スピードやさしい」の投稿採用は賞金1万円が贈呈される。 VTRは随時画面の右下に「ココロトゲトゲくん」(声:小峠英二〈バイきんぐ〉)というキャラクターが現れてひねくれた顔で野次を飛ばすが、正解となる「やさしい」意味が発表されると、多くのハートに包まれた後に柔らかな顔となって優しい口調(敬語など)となり、その優しさを褒め称える。なお、パイロット版とレギュラー版ではデザインが異なっている。パイロット版では鼻は赤く、出現時は顔が青いが正解の発表後は肌色になる。一方レギュラー版ではずっと肌色のままで鼻も赤くない。服装はパイロット版では黒い服だが、レギュラー版ではワイシャツにネクタイである。また、タッチもパイロット版ではCGのようだったが、レギュラー版では手描きに近い感じである。 優勝の判定は、通常のクイズ番組同様正解数に加え、誤答であってもやさしい発想の解答をした人や、収録中にやさしさを感じる言動をした人、紹介されたやさしいエピソードが良かったといった評価を加味し、内村が独断で決定する。また、正解数が一番多かった人は「成績トップ賞」として別途表彰される。 優勝者は解答者のみならず、事前の一般正解率を算出するために解答してくれたモニター回答者や、司会の内村自身も含めて優勝の可能性があることを宣言しており、実際にモニター回答者が優勝した例もある。 2016年4月 - 9月は『人気者から学べ そこホメ!?』、2016年10月以降は『今夜はナゾトレ』との交互での2時間スペシャルの編成が多くなり、1時間枠で放送されたのは2016年2月23日が最後だった。正解数が一番多かった人は「成績トップ賞」として別途表彰の廃止及び内村が出演者の中で面白い回答をした人を選ぶ「ナンバーワンやさしい」の発表が廃止された。 特番でのルール 個人戦 坂上・日村を加えた14組を、7組ずつA・Bブロックに振り分け、各ブロックに同じ問題数を出題。坂上・日村はA・Bブロック各1枠に座り、ブロック内をまとめるキャプテンとしても進行する。 Bブロック終了後、正解数や言動を元に内村の判断で14組の中から決勝進出者7組(特番第5回以降は内村の判断で選ばれた6組+敗者復活クイズに正解した1組)を決定。決勝では進出順に1枠から座り、決勝に挑戦。全問終了後、予選での言動・成績や街角やさしいランキングを元に予選敗退者も含めて内村が優勝を決定する。 待機中の7組も、シンキングタイム中に答えが分かった場合は挙手制となり、司会の内村が持っているメガホンを通じて耳打ちで解答する。 なお、途中であまりにも言動がひどかった場合は予選途中でも内村の判断で「予選敗退」が宣告されることや、即席でペアを結成して決勝進出するケースもある。 チーム対抗戦 坂上・日村を加えた10組を、5組ずつ「やさしそうチーム(街角やさしいランキング上位) VS やさしくなさそうチーム(街角やさしいランキング下位)」、「女性チーム(助っ人として日村も参加) VS 男性チーム」など、2チームに分けて対戦する。全員の合計得点が高いチームが勝利となる。また、これまで同様内村の独断で「ナンバーワンやさしい(個人優勝)」も決定する。 2016年7月19日の3時間スペシャルの場合 1チーム5組として「日村チーム」「坂上チーム」で対決。獲得ポイントが多かったチームが優勝となり、賞金100万円を賭けたチャレンジステージに挑戦。チャレンジステージではやくみつる率いる「クイズ王チーム」と対決し、勝つことができれば賞金100万円を獲得。ただし、クイズ王チームが勝利した場合は両者とも賞金は獲得できない。
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