初代 C30型系(1968年 - 1972年)
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「日産・ローレル」の記事における「初代 C30型系(1968年 - 1972年)」の解説
1997年6月 - モデルチェンジ。スタイルは先代に対し、より傾斜の大きくなったCピラーなど、躍動感を強調したものとなった。搭載エンジンはRB20DE型、RB25DE型(以上2機種は「NEOストレート6」として改良)、RB25DET型、およびRD28型(SOHC18バルブ、C34型からのキャリーオーバー)の4機種。トランスミッションは4速ATのみ搭載。足回りはフロントがストラット式(4WD車はマルチリンク式)、リアがマルチリンク式。CM出演は俳優の佐藤浩市(ブランド終了まで。後にトヨタ・マークXのCMに出演)。型式は2000ccモデルがHC35、2500ccモデルが2WD車はGC35(SUPER HICAS仕様はGCC35)/4WD車はGNC35、ディーゼルエンジン車がSC35となる。 10月 - ローレル誕生30周年を記念して特別仕様車「25クラブS 30thアニバーサリー」を発売。スポーティグレードの2.5L搭載「25クラブS タイプX」をベースに、30周年記念キー、本革/スエードコンビシート、運転席パワーシート、木目/本革コンビステアリングホイール、FM文字多重対応ローレルスーパーサウンドシステムCDセレクション、サイドエアバックなどを装備した豪華モデル。専用ボディカラーとしてレッドパールを設定、同色を選択した場合のみ30周年記念エンブレムも装着される。同時に、クラブSに4WD車「25クラブS FOUR」を追加。 12月- ローレル誕生30周年記念特別仕様車の第2弾として「クラブS 30thアニバーサリーII」を発売。スポーティグレードの2.0L搭載「クラブS」をベースに、丸型4灯キセノンヘッドランプ(ロービーム)、プライバシーガラス、木目/本革コンビステアリングホイール、15インチアルミホイールなどを装備する。 1998年9月 - 一部改良。ターボ系に積まれるRB25DET型エンジンが可変バルブタイミング機構を採用する「NEOストレート6」(280ps)へと進化。同時にRB20DE型にリーンバーン仕様を追加した。クラブSシリーズの2.5L車(4WDを除く)にマニュアルモード付オートマチック「デュアルマチックM-ATx」を採用。ボディカラーにレッドパールを追加。「25クラブSターボ タイプX」は本革/サプラーレコンビシート、リアスポイラーを標準化。「25メダリストVターボ」 / 「25メダリストV」にアクティブダンパーサスペンションのメーカーオプションを設定。 1999年1月 - 一部仕様変更。RB20DE型エンジンをリーンバーン仕様に集約。マルチAVシステムはコンパスリンク対応とする。 9月 - マイナーチェンジ。内外装の意匠変更と共に、本革シート、木目/本革コンビステアリングホイールを装備する「メダリスト プレミア」シリーズを設定。ディーゼルエンジンがRD28型から電子制御燃料噴射システムを採用したRD28E型に変更。 2000年6月 - 特別仕様車「メダリスト NAVIエディション」を発売。2.0L「メダリスト」 / 2.5L「25メダリスト」をベースに、TV/ナビゲーションシステム、丸型4灯キセノンヘッドランプ(ロービーム)、15インチアルミロードホイールを装備する。 2001年3月 - 村山工場での生産を終了。生産拠点を栃木工場へ移管。 5月 - メダリストに新グレード「セレンシア」と特別仕様車「NAVIエディションII」を発売。前者は2.0L「メダリスト」 / 2.5L「25メダリスト」をベースに、シート等内装に専用高級クロスを採用するとともに、2.0L車は運転席をパワーシートとした(2.5L車はベース車標準)。後者は「メダリスト NAVIエディション」に、更に木目/本革コンビステアリングホイール、ファインビジョンメーター、6連奏CDオートチェンジャー等を追加したもの。同時に、低価格の「Jナビ」ナビゲーションシステムをメーカーオプションとして設定した他、ディーゼルエンジン車を廃止。 2002年1月 - 特別仕様車「メダリスト セレンシア NAVIエディション」を発売。2.0L「メダリスト セレンシア」 / 2.5L「25メダリスト セレンシア」をベースに、TV/ナビゲーションシステム、木目/本革コンビステアリングホイール、木目調オーディオフィニッシャー等を装備する。 7月 - グレード整理。 12月 - 平成12年排出ガス規制に対応できなかったため、生産終了。[出典無効]以後、在庫のみの対応となる。 2003年1月 - 販売終了。35年間のローレルの歴史に幕を閉じたが、2か月後、ローレル、およびセフィーロが開拓したマーケットを継承するかたちでティアナが登場した。 静岡県警察交通機動隊にパトカー仕様として覆面車が配備されていた。この車両の赤色回転灯は反転格納式ではなく、マグネット式の赤色回転灯を装備していた。また奈良県警察には警護車として反転格納式の赤色灯を装備した車両が配備されていた。 メダリストのグレード名は後年、同社のノートで復活している。 販売期間中の新車登録台数の累計は10万8177台
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