初代 CB5/CC2/3型とは? わかりやすく解説

初代 CB5/CC2/3型(1989-1995年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 02:12 UTC 版)

ホンダ・インスパイア」の記事における「初代 CB5/CC2/3型(1989-1995年)」の解説

1989年平成元年10月12日に5ナンバーモデルのアコード インスパイアACCORD INSPIRE)を発売型式名CB5)。4代目アコード登場から1か月遅れで発売された。グレード上位から「AX-i」「AG-i」「AZ-i」の3種姉妹車3代目ビガーである。 ホンダ1985年から英国オースチン・ローバー・グループARG、現:MGローバー)とレジェンド共同開発販売していたが、これによりアコードとの間にラインナップ上の空きが生じたため、レンジ埋め上級車種として投入された。当時バブル景気多大な販売台数誇ったトヨタ・マークII三兄弟などのハイソカークラスに当たるモデルでもある。「AX-i」と「AG-i」は内装天童木工製の本木パネル採用しており、「AX-i」には北米産ミルトルの玉杢、「AG-i」には西アフリカゼブラ柾目使用していた。「AZ-i」には黒色樹脂パネル装着されていた。 エンジン専用設計されたG20A型と2.5LのG25A型。ホンダらしく高回転高出力念頭に開発されスムーズに出力する特徴備えていた。なお、5気筒特有の1次偶力によるエンジンの振動対策には当初バランサー用いていた。独特のFFミッドシップ・レイアウト採用され、縦置きにしたエンジン横にディファレンシャルギア置かれているため、駆動軸ドライブシャフト)がオイルパン貫通している。なお、以降登場するホンダ高級車しばらくの間この構造継承された。 組み合されトランスミッションは、4速ATの他に、2.0Lのみに5速MT仕様用意されていた。 1990年平成2年8月には、全車リア3点式ELRシートベルト標準化2段モーションオートアンテナやクルーズコントロール電動格納式ドアミラーグレード拡大して採用1991年平成3年5月には、ハイマウントストップランプ、シートベルトウォーニングを標準化。またTCS運転席エアバッグABS全車オプション設定された。 1991年平成3年9月には、特別仕様車リミテッド」を設定する1992年平成4年1月30日に、全長を140mm、全幅を80mmとボディ拡大しアコードを名乗らない3ナンバーモデルCC2(2.5L)とCC3(2.0L)が登場する1992年平成4年4月には、アコードインスパイア特別仕様車スペシャルエディション」を設定1993年 (平成5年) 2月には、アコードインスパイア特別仕様車として「F-ステージ」を設定。「AG-i」をベースとし、オートエアコンディショナーやボディ同色電動格納式リモコンドアミラー等を装備する他、ダーク仕上げ本木パネルゼブラ)を特別装備した。 1994年 (平成6年) 1月には、「25Gi」をベースとした特別仕様車「グランドステージ」を設定1995年 (平成7年) 1月生産終了在庫応分のみの販売となる。 1995年平成7年4月在庫応分完売し販売終了歴代の中で初代販売台数が一番多く発売後は日産・ローレル上回る販売台数記録し、後に3ナンバーモデルが登場すると、マークIIに迫るほどの売れ行き伸ばしたボディは4ドアピラードハードトップのみで、1992年平成4年)に登場した3ナンバーモデルにも、そのまま受け継がれた。後に販売主力は3ナンバーモデルへと移り、5ナンバーモデルも1995年平成7年)のモデルチェンジまで併売されたが、グレードは「AG-i」のみに整理された。 特別仕様車には、「AG-iスペシャルエディション」や「AG-i Fステージ」(インスパイアシリーズ生産累計20達成記念車)などが存在した

※この「初代 CB5/CC2/3型(1989-1995年)」の解説は、「ホンダ・インスパイア」の解説の一部です。
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