分水界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 02:12 UTC 版)
黒目川や柳瀬川は武蔵野台地を北東方向へ流れ、新河岸河に合流して隅田川と繋がっている。すなわち荒川水系に属している。一方、残堀川や野川のように多摩川水系に属する川も武蔵野台地には流れているので、武蔵野台地のどこかに両水系の境界線、すなわち分水界が存在する。だいたい玉川上水の辺りと言われ、その高いところから分水して灌漑用水としても利用されていた。
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分水界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 06:21 UTC 版)
筑後川の分水界は、上流部では阿蘇外輪山の北麓を主体としており、瀬の本高原より筑後川本流が、九重山より玖珠川が源を発している。阿蘇外輪山北麓に降った雨は概ね筑後川あるいは玖珠川に合流する。 一方英彦山から朝倉山塊の南麓に掛けて降った雨は花月川などの支流となって筑後川に注ぐ。日田市で玖珠川を合わせ、夜明渓谷を過ぎると北の朝倉山塊と南の耳納山地に挟まれるように流れるが、この間朝倉山塊南麓と耳納山地北麓に降った雨は最終的に筑後川へと注がれる。 筑紫平野は特に久留米市や八女市において筑後川上流から運搬された土砂などが堆積、沖積平野を形成して成立したが、矢部川上流から運搬された土砂も筑紫平野の形成に寄与している。 このため筑後川と矢部川が運搬した土砂は相互に堆積しながら筑紫平野の一部である八女平野・柳川平野の広大なデルタ地帯を形成し、その中間に存在する八女市付近は緩やかな丘陵となって、筑後川水系と矢部川水系の分水嶺となっている。八女市北部を流れる広川や花宗川は筑後川に合流するが、八女市南部の小河川は矢部川に合流する。 一方佐賀県方面より筑後川に合流する支流の多くは概ね背振山地南西麓を水源とし、筑後川あるいは分流である早津江川へ最終的には合流する。 なお、人工的に分水界を越えて水路が形成された主な例としては朝倉山塊と背振山地の中間部における分水嶺を越える福岡導水、筑後川水系・嘉瀬川水系間を連結する佐賀導水、および筑後川支流の津江川と菊池川支流の迫間川を連結する津江分水がある。
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分水界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 22:38 UTC 版)
現在のマラガラシ川の集水域は、約13万 km2に達する。このマラガラシ川の集水域の面積は、タンガニーカ湖へ注ぐ1本の河川が有する集水域としては最大である。タンガニーカ湖全体の集水域の約3割は、このマラガラシ川の集水域によって占められている。 マラガラシ川の集水域の北端は、ビクトリア湖の集水域と接している。同じく集水域の東端は、アフリカ大地溝帯の一部であるSouthern Eastern Riftの近くである。そして集水域の南端は、ルクワ湖の集水域と接している。なお、タンガニーカ湖が河口である事から自明だが、このマラガラシ川の集水域は、西に位置するタンガニーカ湖で終わる。
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分水界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/22 03:50 UTC 版)
「レイク郡 (オレゴン州)」の記事における「分水界」の解説
レイク郡の郡内に全域または一部が属する分水界は、以下の12である。 ビーバー=サイスフォーク分水界 グース湖分水界 グアノ分水界 アバート湖分水界 ロスト分水界 ロウアークルークト分水界 スプラグ分水界 サマー湖分水界 ワーナー湖分水界 ウィリアムソン分水界
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分水界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 09:24 UTC 版)
多摩川水系の北側の分水界は秩父から奥多摩の山中では埼玉県との県境を、武蔵野台地では武蔵野面の南縁に近いところを走っていて、玉川上水はほぼそれに沿う形で開削されている。源流から、下流の内上流寄り(三鷹市付近)までは荒川と分水界を接し、下流の内河口寄り(世田谷区付近より下流)では目黒川や呑川と分水界を接する。すなわち武蔵野台地の高位面である武蔵野面に降った雨は地表を流れる分については多摩川にはほとんど注ぐことがない。多摩川の名残川であろうと推定されている流路を伝って荒川水系に注いでいる。 一方、南側の分水界は関東山地から多摩丘陵の中を通っている。中流以降の多摩川の支流は、圧倒的に右岸に集中している。多摩川水系最大の流域面積を持つ秋川も、最も幹線流路延長の大きい浅川も右岸にある。これは関東平野が周辺部が隆起し中央部が沈み込んでいることの影響である。南側の分水界は上流部では富士川や相模川と中流以降では境川や鶴見川の分水界と接している。
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分水界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/06/06 21:22 UTC 版)
タバッコ峠を境にして、南側は那珂川支流の緒川の源流域、北側は久慈川支流の大沢川の源流域である。
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分水界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/02 05:06 UTC 版)
ランゲ山地は、ドイツを横断するライン=ヴェーザー分水界に含まれる。イッツ川南部に湧出するラウター川(ラウターバッハ、イッツ川の支流)はマイン川を経てライン川に注ぐ。一方、ランゲ山地の北部に湧出する大変に短い小川は、ヴェラ川を経てヴェーザー川に注ぐ。
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