中央分水界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 03:01 UTC 版)
中央分水界(中央分水嶺)とは、日本の太平洋側と日本海側とを分かつ分水界である。ただし、例えば津軽海峡などのような、太平洋と日本海の境界にある海域をどちらの海域として扱うかによって結果が異なる。 末端以外の中央分水界で最も高度が低いところは、本州では兵庫県丹波市氷上町石生(いそう)「石生新町」交差点付近の標高95 mである。この最低点の東800 m付近に「水分れ(みわかれ)公園」があり、公園内で水路が加古川(瀬戸内海/太平洋)側と由良川(日本海)側とに分かれている。日本列島全体では、日本山岳会により中央分水嶺踏査事業が進められた結果、北海道の新千歳空港付近を標高13.7 mの中央分水界が通っているとされた。一方、最高点は乗鞍岳の3026 mである。
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