分水界の見つけ方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 03:01 UTC 版)
分水界を見つけるには下流から遡っていくと良い。海や湖に注いでいる河口を持つ流れを本流とし、それに合流している流れを支流として上流に遡って行くのである。このようにして見出された一連の体系を行政では水系といい、その他の水系との境界が分水界というわけである。 原則として河口から最も遠くへ行ける流れが本流であるが、そうなっていないケースもある。アメリカ大陸を流れるミシシッピ川は支流のミズーリ川を遡って行った方が長くなることが知られている。 分水界に合致しない水系も多々存在する(例:利根川水系・阿武隈川水系)。なお、水系の名称は本流(本川)の名称から取られるのが普通である。例えば信濃川水系とか石狩川水系といった具合である。
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