源流域(荒雄川・鬼首村)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/03 20:00 UTC 版)
江合川は、源流域の大崎市北西部(旧鳴子町)では荒雄川と呼ばれている。荒雄川神社では荒雄川が祀られており、源流域の鬼首地区には「奥の宮」と呼ばれる荒雄川神社がある。 荒雄川は荒雄岳(標高983.9メートル)一帯の沢を源としている。荒雄岳は、かつての火山帯の分類では那須火山帯に属していて、直径7キロメートルほどの円錐状の主峰と環状の鬼首カルデラ(鬼首盆地)、その外輪山をもっている。荒雄川は荒雄岳主峰と外輪山のあいだの鬼首カルデラを反時計回りに、東、北、西、南と曲流、ほぼ一周している。 この環状の盆地帯には、陸奥国と出羽国を結ぶ主要路の一つ最上仙北通(現在の国道108号、別称「羽後街道」「鬼首海道」)が通じて、古くから軍事上の重要路になっていた。江戸時代には仙台藩、秋田藩、山形藩の国境となって藩の番所が設置されていた。 荒尾川の左岸にあたる荒雄岳の西麓から南麓にかけての一帯には鬼首温泉がある。荒尾川の支流の沢に沿っていくつもの温泉が古くから開湯しており、間欠泉や鬼首地熱発電所が分布している。このあたりを流れる沢のなかには、自然に湧出した温泉が高温のまま流れる「湯の川」のようになっているものもある。 荒雄川の右岸は、禿岳(標高1261.4メートル)などからなる鬼首カルデラの外輪山が取り囲んでいる。その中腹はなだらかな斜面になっていて、スキー場などのリゾート開発が行われた。しかしその開発の結果として洪水の流出増加が危ぶまれ、新たに上大沢ダム(2003(平成15)年完成)が建設された。 荒雄岳のまわりを一周した荒雄川は、南へ転じて花渕山(標高984.9メートル)の東側の峡谷を南流する。ここには1957(昭和32)年に鳴子ダムが築かれており、そのダム湖は荒雄湖と命名されている。
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源流域
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「中津川 (相模川水系)」の記事における「源流域」の解説
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源流域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/27 14:50 UTC 版)
清水区梅ケ谷の源流域では、不動明王の滝、梅ヶ谷洞穴(大正末期に掘られた人工洞窟)が見られるほか、水車小屋、梅園などを含めた一帯が「梅ヶ谷ふれあいの里」として整備されている。
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