分かち書き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/19 14:48 UTC 版)
分かち書きの規定は「単語単位で分かち書きする」という原則を除いて、特に細かな規定はあまり設けられていない。しかし、何を「単語」と見なすかによって分かち書きが異なりうるために、しばしば混乱が見られる。 例えば、国語研究院の刊行する『標準国語大辞典(표준국어대사전)』では「물어보다(尋ねる)」という単語が分かち書きなしに1単語として登録されている。補助動詞は分かち書きをするのが原則であるが、この場合の「보다(みる)」は試みを表すという補助動詞としての意味が希薄であり、「물어보다」全体で「尋ねる」という1単語と認識し、その結果分かち書きをしないこととしたものと推測される。ところが、この単語の謙譲語「여쭤 보다(伺う)」は1単語として登録されておらず、「여쭤(伺って)」と「보다(みる)」は分かち書きしなければならないという矛盾に陥っている。 市井には「分かち書き辞典」と称する書籍が何種類か出回っているが、このような分かち書き規定のあいまいさゆえに、これらの書籍の間でも分かち書きが統一されていない。
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分かち書き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/20 15:23 UTC 版)
基本的に単語は続け書きにする。紛らわしい場合は mian'ao (綿襖) のようにアポストロフィを使用して音節を区切る。
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分かち書き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 09:01 UTC 版)
「チュ・クオック・グー」の記事における「分かち書き」の解説
分かち書きは、語ではなく音節ごとに行う。固有名詞で複数音節の場合は、全音節の頭を大文字にする(例:○ Hồ Chí Minh, ✕ Hồ chí minh)
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分かち書き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 20:10 UTC 版)
分かち書きという概念を明確に導入した点も現代の朝鮮語の正書法の特徴である。古くは読点(圏点)を用いて単語や句の境界を示すことはあったが、分かち書きはなされなかった。 分かち書きを初めて導入したのは1896年に創刊された『独立新聞(독립신문)』が最初であるが、単語単位の分かち書きを厳密に導入したのは1933年の「朝鮮語綴字法統一案」が最初である。分かち書きは判読の容易さ、誤読の回避などに役立っている。 分かち書きの単位は原則的に単語である。ただし、体言の場合は体言と助詞の間は分かち書きをしない。つまり、日本語で言うところの「文節」(韓国では「語節」と呼ぶ)が分かち書きの単位となる。 南北の現行正書法において分かち書きは、その構成それ自体は近いが、南は付属語を除くとほとんどの場合に分かち書きをするのに対して、北は文節が異なっても意味的結合があれば続け書きをするため、概して北よりも南が分かち書きを多く行う傾向にある。 なお、大韓民国の現行正書法では続け書きが許容される場合が多くあり、結果として北と同じ分かち書きが多く行われるものもある。
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分かち書き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 20:33 UTC 版)
分かち書きの規定については、南の正書法での全10項に対し、北の正書法では全6項と、南に比べて簡潔に整理されている。概して北に比べて南の正書法では分かち書きを多くする傾向にある。主要な違いは以下の通りである。
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分かち書き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/19 14:56 UTC 版)
分かち書きについては総則3で「文において単語は原則的に分かち書きする」とあり、分かち書きの原則は1933年の朝鮮語綴字法統一案と同じであると見てよい。語尾(助詞を含む)は前に付けて書く。1966年の朝鮮語規範集では「1つの対象としてまとめられる単位」という概念を設定し、「朝鮮民主主義人民共和国」のような1つの概念を表すものは「조선민주주의인민공화국」のように付けて書いたが、この正書法では単語単位の分かち書きが原則であるので「조선 민주주의 인민 공화국」とつづった。
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分かち書き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/11 07:06 UTC 版)
分かち書きについては、1987年に一度この朝鮮語規範集の改正を経た後、2000年に「朝鮮語分かち書き規範(조선말 띄여쓰기규범)」、2003年に「分かち書き規定(띄여쓰기규정)」が制定された後、2010年の改正にあたり2003年の分かち書き規定をほぼそのまま取り入れる形で朝鮮語規範集の規定が改められ、これが現行の分かち書きの規範になっている。以下に南の現行正書法と異なる点を述べる。
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分かち書き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/12 08:39 UTC 版)
分かち書きの規定は5項の簡単な規則のみである。単語単位で分かち書きをし、語尾(助詞を含む)を付けて書くという原則は現行の正書法と同様であるが、以下の点で現行の正書法と異なる。 補助用言は直前の用言に付けて書く。 形式名詞(助数詞を含む)は直前の単語に付けて書く。 数は十進法に従って分かち書きする。 補助用言と形式名詞に関する規定は、1948年改訂版で分かち書きされることになる。
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