体制概要とは? わかりやすく解説

体制概要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 06:51 UTC 版)

新春スポーツスペシャル箱根駅伝」の記事における「体制概要」の解説

第89回2013年時点で、中継ポイント50カ所、テレビカメラ81台、移動中継車2台、オートバイ中継車4台、固定中継車12台、ヘリコプター3機、実況アナウンサーとサブアナウンサー20名、スタッフ総勢1000名という日本のテレビ局におけるスポーツ中継としては最大規模体制行っている。日本テレビ関連会社だけでは全ての放送機材スタッフ賄えないため、系列各局や他系列関連会社からも機材人員協力受けている。例として2013年大会においては実況アナウンサー日テレ本社内の本部総合実況中継所移動中継車担当14人が参加。その他実況はしないものの日テレ本体から6人、その他各系列局アナウンサー若干名中継サポートスタッフとして参加し、彼らは前回大会から1年をかけて、スポーツ新聞番記者と同じ要領取材する学校をあらかじめ決める「学校担当制」を採用して密着取材し、出場それぞれについてのプロフィルなどをまとめて、それを放送紹介する補足資料などとして紹介している。なお、第63回1987年)の初回中継時、スタッフ数は約700であった東京都港区東新橋汐留)の日本テレビ本社内に放送センター設けられる放送センターアナウンサーや箱根駅伝OBゲスト解説者配置されるとともに中継映像スイッチング計測タイムとりまとめなども含めスタッフ全体コントロール拠点となる。中継映像音声最終的に全てこの放送センター集められ全国ネット局に送られる。その他、箱根NTT双子無線中継所湘南平にも中継拠点設置されヘリコプター介した山間部中継車映像など集め日本テレビ本社内の放送センター送信する5区6区山間部電波届きづらく、電波中継するヘリコプター悪天候飛べないことも想定しコース中継基地両方見え駒ケ岳明星ヶ岳久野林道など数箇所中継機材を設置し中継車映像をそこに一旦集めてから放送センター映像を送る形式としている。 第76回2000年)から、移動中継車からの電波にはアナログ波に代えてデジタル波を使うようになった移動中継車1号車は、1位選手ゴールするまでは先頭走り常に1位を映す。2号車2位から5位前後の主に順位変わりそうなところに付く3号車往路では2号車より後ろを走る注目選手を、復路では10前後シード校争い模様等を映す。第79回2003年)からは4号車としてオートバイによる中継開始され、その機動力生かして3台の移動中継車まかなえない部分カメラ車と実況車の2台でカバーしている。第86回2010年)からは移動中継車1号車3号車の2台体制とし、2号車4号車にはトライク(3輪バイク)を活用することになった放送上の表記4号車のみ「バイク」と表記していたが、第93回2017年)から1 - 3号車と同様に4号車」へと変更された。なお第80回2004年)までは画面上に号車表記はなされておらず、距離表示色を変えることで区別していた。 その他、各所全中継点およびポイントとなる場所)に固定カメラ設置され随時順位正確な把握なされているとともに選手通過タイム独自に計測している。箱根函嶺洞門日本橋では、クレーンカメラを使ったダイナミックな映像撮影し放送している。

※この「体制概要」の解説は、「新春スポーツスペシャル箱根駅伝」の解説の一部です。
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