他の作品のノーチラス号
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「ノーチラス号」の記事における「他の作品のノーチラス号」の解説
ノーチラス号は『海底二万里』で有名となり、小説『神秘の島』や映画をはじめとする二次作品、直接あるいは間接のオマージュ作にも(しばしば超近代的な装備を備えた万能潜水艦として)登場する。 『海底二万哩』(アメリカ映画、1954年)- ディズニー作品。主武装は艦体前方の衝角。動力はビーム方式の蒸気エンジンで、熱源は原子力。 『ネモ船長と海底都市』(イギリス映画、1969年) - ノーチラス号より大きくて速いノーチラス2号も登場。 『アトランティスの謎』(アメリカ映画、1978年) - バリアとレーザー兵器を装備した原子力潜水艦として登場。冷凍睡眠から目覚めたネモにより指揮される。 『ふしぎの海のナディア』(テレビアニメ、1990年) - 万能潜水艦として登場。アトランティス人の子孫であるネモと多国籍クルーにより操舵される。43,000トン、全長152メートル、幅47メートル、最大巡航速度108ノット。「常温対消滅機関」という動力炉と、「水流ジェット推進」という推進装置が特徴。VLSを備え、のちに飛行も可能な万能宇宙戦艦Ν-ノーチラス号も登場する。 『ノーチラス号の冒険』(小説、ヴォルフガング・ホールバイン著、1993年~2002年) - 『海底二万里』の続編として書かれたシリーズ作品。ネモの忘れ形見である少年マイクらがノーチラス号を操り冒険を繰り広げる。 『リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン』(アメリカン・コミック、1999年) - 概ね原作の設定により、ネモが操る潜水艦として登場。その名の通りにオウムガイを連想させる8本の伸縮自在の触手を備える。映画版の『リーグ・オブ・レジェンド』では外観も「大海の剣」と形容されるとおり、鋭角的なデザインとなる。 『ヴェルヌワールド』 - (スーパーファミコンソフト) - 水中でも使用可能な多数の超光学兵器を搭載した超重装備ド級潜水艦として登場。外観はオウムガイそのものである。 『スタートレック』(テレビドラマ) - 宇宙艦隊保有の、「U.S.S.ノーチラス(U.S.S. Nautilus、NCC-31910)」という宇宙船が登場する。ヴェルヌの「ノーチラス号」と、後述するアメリカの原子力潜水艦「ノーチラス」にちなんで名付けられた。ミランダ級を参照。 『マンハッタンを死守せよ』(小説、クライブ・カッスラー著、2002年) - 19世紀に実在した潜水艦の設定で登場。 『ファイナルファンタジーIII』 - (ファミコンソフト) - サロニア城の学者たちの手で遺跡より発掘された飛空艇。のちに潜水機能が備わる。 『崖の上のポニョ』 - (アニメーション映画、2008年) - ポニョの父親フジモトは、ノーチラス号の元クルーで唯一の東洋人という設定。 『屍者の帝国』(小説、伊藤計劃×円城塔著、2012年) - イギリス海軍の潜水艦として「H.M.S. ノーチラス」が登場。性能は『海底二万里』のノーチラス号に準じている。 『FGO』(ゲーム) - サーヴァントネモの宝具として登場。
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