亜紀商事
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工藤 篤(くどう あつし) 亜紀商事の『原発課』所属のセールス・エンジニア。年齢30歳。趣味はラジコン飛行機。両親は既に亡くなっている。 元は寿明(じゅめい)電機の社員だったが、会社が合併吸収されたため亜紀商事に移籍することになった。優秀なエンジニアだが、上司からは扱いにくい男と評価されている。 原子力発電所・アグニに仕掛けられた爆弾に気付いたことで、命懸けの戦いを強いられる羽目になる。 梓 靖子(あずさ やすこ) 亜紀商事の専務付きの秘書。27歳。美貌と有能さを兼ね備えた女性。 漆原(うるしばら) 亜紀商事の専務。現会長とともに亜紀商事を大企業にのし上げた功労者。エッセイストとしての一面も持つ。会社を守るためには、非情な決断を下すことも辞さない。 斉藤(さいとう) ランキーマに派遣されたチームのチーフ。工藤と同じ寿明電機の出身。工藤から、アグニに仕掛けられた爆弾のことを聞かされても「会社が何とかしてくれる」と会社を盲信し続けていた。日本に帰国した後、フラワー・チルドレンの破壊工作員・ローズに殺害される。 佐門字 公秀(さもんじ きみひで) 『社史編纂室』所属。公家の血を引いているという由緒正しい家柄の出身で、端正な顔をしている。美しい女性と見れば口説かずにはおれず、女性遍歴は豊富。ただし、サラリーマンとしては無能とみなされており、閑職に追いやられている。社内における工藤の数少ない友人の1人。アグニ潜入作戦に選ばれたメンバーの一員。 桂 正太(かつら しょうた) 営業部の接待役。本来、営業部に接待役などという役職はないのだが、桂は商社マンとしては無能で、宴会で見せる芸のみをかろうじて認められたために、かろうじて与えられた役職である。上方落語の有名な大御所の私生児で、桂も落語家になりたかったのだが、東京に置いていかれたため、「擬似大阪弁」としかいいようのない発音の大阪弁しか話せなくなり、夢を絶たれた。亜紀商事には父親のコネで入社。アグニ潜入作戦に参加させられる。 仙田 徹三(せんだ てつぞう) 経理四課の万年係長。39歳。17歳も年下の女性と結婚したため、その要求に応えるために連日ホルモン焼きを食べて体力をつけている。風采は上がらず、要領も悪いため、出世の見込みは全く無いが、職場の部下たちからは慕われている。英語検定1級の資格を持っているが、外人に対するコンプレックスがひどすぎるため、外人の前で満足な英会話が出来ない。アグニ潜入作戦のメンバーに選ばれた1人。 左右田(そうだ) 亜紀商事の社長。 須永 洋一(すなが よういち) 亜紀商事の専属もめごと解決屋(トラブル・シューター)。端正な顔と鍛え上げられた体を持つ暴力のプロ。密命を受け、東南アジアを中心に、用地買い付け・政府要人の買収・反日企業グループの切り崩しなどを行っている。日本国内では漆原専務の直属調査員として、暗躍する。趣味は詩作。アグニ潜入作戦に選ばれた1人で、漆原からある密命を受ける。 小見山 文三(こみやま ぶんぞう) 亜紀商事ニューデリー支社の現地採用員。太平洋戦争に爆撃機のパイロットとして従軍した経験があり、戦後アジア諸国を回って死んだ人達の供養をしていた。
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亜紀商事(あきしょうじ)
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