亀山社中・海援隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 04:11 UTC 版)
近藤長次郎(こんどう ちょうじろう) (饅頭屋長次郎 → 近藤長次郎) 演:大泉洋 土佐・高知城下水通町の饅頭屋の息子。 龍馬・弥太郎に影響され、江戸へ出て、勝麟太郎の弟子となった。その際、武士の身分を得て以後は近藤長次郎と名乗り、勝の弟子となった龍馬と行動を共にする。町人出身というコンプレックスから「偽侍」と言われると感情的になってしまう。 亀山社中では経理と商いの交渉を担当。薩長同盟の証となるユニオン号と武器の購入で活躍した。しかし社中の台所事情を危惧し、独断で契約に亀山社中に有利な条件を入れたことを社中仲間達に非難される。社中に居場所が無いと感じた長次郎は、独断でイギリス留学を志して密航を企てるが嵐で船が出ずに失敗。密航未遂を知った長崎奉行所に追われ、小曽根乾堂の屋敷に匿われるも亀山社中の面々が疑いをかけられた事を乾堂から聞かされ、自分が企てた密航の重大さを思い知り、責任を取って切腹した。 沢村惣之丞(さわむら そうのじょう) 演:要潤 元土佐藩郷士。 土佐勤王党に加盟するが、何の行動も起こさない武市の姿勢に嫌気がさし、龍馬を誘って共に脱藩する。 脱藩後は龍馬と別れ、辻立ちをして攘夷を説いていた。大坂で行き倒れ寸前の状態で龍馬と長次郎に再会、彼らに「攘夷のため」と説得され勝塾に入塾した。以後、龍馬・長次郎と行動を共にする。 亀山社中では龍馬不在時の隊士達をまとめ、また外国商人との商談では得意の英語を活かして通訳を担当する。 陸奥陽之助(むつ ようのすけ) 演:平岡祐太 紀州藩脱藩浪士。海軍操練所で龍馬らと知り合い、海軍操練所閉鎖後も行動を共にする事になる。嫌みな面もあるが、薩長同盟締結にあたって奔走した折は、物怖じしない豪胆さを龍馬に買われて彼に同行し、巧みな話術で三条実美ら公家たちの関心を惹き、三条が龍馬を認め紹介状を桂に書くきっかけを作った。 池内蔵太(いけ くらた) 演:桐谷健太 土佐脱藩浪士。下関戦争や蛤御門の変等にも参加しており、体中に古傷がある。 高杉晋作の護衛として訪れた長崎で龍馬と再会し、亀山社中に参加する。社中の船「ワイル・ウエフ号」の指揮を任されるが、初めての練習航海で遭難死する。お元に想いを寄せていた。 高松太郎(たかまつ たろう) 演:川岡大次郎 土佐脱藩浪士。龍馬の長姉・千鶴の息子。山内容堂の命により亀弥太・寅之助と共に大坂の勝塾に派遣されて以降、龍馬と行動を共にする。 千屋寅之助(ちや とらのすけ) 演:是近敦之 土佐脱藩浪士で元勤王党員。勤皇党には龍馬の脱藩後に加盟したため大坂で出会うまで龍馬とは面識がなかった。容堂の命により亀弥太・太郎と共に大坂の勝塾に派遣されて以降、龍馬と行動を共にする。 小曽根英四郎(こぞね えいしろう) 演:杉山彦々 小曽根乾堂の弟。龍馬たちの手伝いをしたいと志願して亀山社中に参加した。 中島作太郎(なかじま さくたろう)/ 新宮馬之助(しんぐう うまのすけ) 演:谷口翔太(中島)/ 松村良太(新宮) 土佐脱藩浪士。海軍操練所閉鎖後から龍馬と行動を共にし、亀山社中や海援隊に参加する。
※この「亀山社中・海援隊」の解説は、「龍馬伝」の解説の一部です。
「亀山社中・海援隊」を含む「龍馬伝」の記事については、「龍馬伝」の概要を参照ください。
- 亀山社中・海援隊のページへのリンク