上つけ練炭コンロの発明とは? わかりやすく解説

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上つけ練炭コンロの発明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/04 16:27 UTC 版)

練炭」の記事における「上つけ練炭コンロの発明」の解説

1954年昭和29年9月練炭上面から燃やして行く「上つけコンロ」が品川燃料株式会社開発され販売開始された。これにより練炭燃焼時に発生する一酸化炭素を、練炭上面燃焼盤(上つけカバー)の間の二次燃焼空間で、二次空気孔からの新鮮な空気送り込みながら再燃焼させることにより、従来摂氏650660程度であった練炭コンロでの燃焼温度を、1060〜1100度にまで向上させ、またコンロから外部への一酸化炭素の発生量も減少させた。 1957年昭和32年10月練炭での功績により、小野澤辰五郎紫綬褒章授与される1950年代後半昭和30年代前半炊きあがりをブザー音で知らせる「練炭炊飯器」が発売される1959年昭和34年9月豆炭式の「品川あんか」発売開始1960年昭和35年中国大連から朝鮮民主主義人民共和国産の無煙炭3,000tが日本戦後輸入される1960年昭和35年6月株式会社十全商会が「十全あんか」開発発売開始1961年昭和36年6月三鱗無煙炭株式会社が、東京煉炭横浜煉炭栃木三鱗永沼燃料湘南燃料合併社名を「株式会社ミツウロコ」とする。 1961年昭和36年12月、「品川マメタンこたつ」「品川足温器」が発表される1962年昭和37年練炭製造流通最盛期迎える。 1963年昭和38年豆炭式の「ミスジホームコタツ」の生産販売開始1964年昭和39年6月十全ホームこたつ」開発発売開始1966年昭和41年4月練炭豆炭製造業近代化促進を行うため、「中小企業近代化促進法」に基づき練炭豆炭製造業近代化について政令指定行い、翌42年度から近代化事業開始され昭和47年度まで実施された。同年7月信濃三鱗株式会社社名サンリン株式会社変更1968年昭和43年1月練炭上面着火剤塗布した品川いっぱつ煉炭」が発売開始された(同年12月品川いっぱつ豆炭発売開始)。同年株式会社ミスジチャッカー豆炭」(マッチ豆炭)の製造・販売開始1970年昭和45年国内練炭製造長らく支えた宇部興産山陽無煙炭閉山して国内無煙炭大口商用ベースでは皆無になったことを受け、日本練炭工業加盟会社共同友好商社立ち上げ当時北ベトナムからトンあたり1万円総計70億円の700,000t輸入最初契約行った以降無煙炭ベトナム中国からの輸入が深い関わり持っている1976年昭和51年株式会社ミスジ煉炭販売開始

※この「上つけ練炭コンロの発明」の解説は、「練炭」の解説の一部です。
「上つけ練炭コンロの発明」を含む「練炭」の記事については、「練炭」の概要を参照ください。

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