七人のその他の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 01:52 UTC 版)
佐々木 喬一(ささき きょういち) 富士山測候所職員 性別:男性 年齢:20代 誕生日:不明 身長:不明 出身:不明 富士山測候所に務める職員であったため、紫微仙が齎す禍の最初の犠牲者になる。オープニングムービーに一瞬登場する。 立科 冱(たてしな さえ)(声:井上瑤) 国家公務員・科学者 性別:女性 年齢:29歳 誕生日:不明 身長:170cm. スリーサイズ:B85/W57/H87 出身:関東 科学技術庁に所属する国家公務員で科学者。頭脳明晰なだけでなく野心があり行動力もあるが、ぞんざいな命令口調で、相手に伝えるのではなく自分に酔うように独善的に話し、人の話を聞こうとせず興味のない人間はとことん無視する。「公務員・エリート・科学者の悪いイメージ」のステレオタイプの寄せ集めのような性格。みづほも所属していた「防除班(ぼうじょはん)」という組織に、科学顧問として出向しており、みづほの突出した能力に着目し、「S-サイクル力線発振器(エス-サイクルりきせんはっしんき)」という「寄り神撃退兵器」の開発のため、彼女を検体(けんたい)として調査研究をしていた。みづほに引き続き、高千穂にて直柔と八洲に出会い、その後も度々五方輪と出会うこととなる。 東 宗造(あずま しゅうぞう)(声:石森達幸) 神職 性別:男性 年齢:40歳 誕生日:不明 身長:172cm. 出身:福岡 沖ノ島にたった独りで住んでいて、宗像大社(むなかたたいしゃ)の沖津宮(おきつみや)の禰宜(ねぎ)をという神職を務める。沖ノ島に出没する寄り神退治を、我舞要に依頼し招いた。初老の神職でありながら、寄り神の存在を受け入れられず、自身も「近代文明に生活の重きを置いている」ことからだと気付き、それに同意を求めるかのように若年の我舞に問いかけるが、寄り神退治を生業としているためか、どこか達観している我舞に諭される。 水見 歩生(みなみ あゆむ)(声:田中真弓) 楔を護るお役目 性別:男性 年齢:10歳 誕生日:不明 身長:137cm. 出身:出雲 島根県出雲大社の祭司である水見家の子息で、少しではあるが未来を見通す力や、結界を作るなどの霊能力(れいのうりょく)をもつ少年。楔を鎮護する「お役目(おやくめ)」を担っており、結界を駆使した迷路のような鳥居による道をつくり、あずさと共に楔を抜こうとする陰虎を足止めする。実はお役目を終えるまで名を持たないという境遇にあり、そのことで心に傷を持つ、人見知りの泣き虫でもある。紫微仙の齎した禍により、家族をすべてを失うが、失意の底でもなんとか使命であるお役目を果たそうとし、そこへ現れた境遇の似た年の近いあずさと心を通わす。 金剛(こんごう)・八洲 貴騎(やしま たかき)(声:高橋広司) 密教咒術の退魔師 性別:男性 年齢:29歳 誕生日:不明 身長:188cm. 出身:高千穂 武具:独鈷杵(どっこしょ) 高野山の金剛峰寺(こんごうぶじ)の僧侶で、密教の咒術を操る退魔師(たいまし)でもある。聖(ひじり)となり、生き別れになった兄を探して旅をしている時に、奈良の飛鳥で寄り神に襲われ負傷したところを、偶然に居合わせたひふみに助けられた。出家しているため名は金剛となっているが、道すがらの成り行きで、ひふみには本名であった貴騎を告げる。貴騎は負った傷をひふみの咒術で治してもらうが、女人禁制の僧侶であることもあり、月灯りと焚火(たきび)の灯に照らされたひふみの美しさに、どぎまぎしてしまう純粋な青年である。束の間の出会いだが二人は打ち解け、気心の知れた仲のように、互いの身の上を語りだす。 汐里 楸(しおさと ひさぎ)(声:竹内順子) 非合法サルベージャー 性別:女性 年齢:20歳 誕生日:不明 身長:166cm. スリーサイズ:B81/W58/H82 出身:鹿島 鹿島が好きで、ガラン石により水没した鹿島に留まる、数少ない住人の一人であり、お金を貯めて漁船を買うことと、日々生きるために、非合法のサルベージ業を行っている漁師の娘である。操船と潜水を生業としているので、スポーティーな印象ながら、ちゃきちゃきの江戸の下町ことばで軽口も叩くが、実際は気が回り機転が利いて、人の機微(きび)も察する繊細な女性の一面を持つ。鹿島の名家の子息である我舞要と多少の縁があり、本来の宿命に気付いた我舞要から、所持している小型の浚渫物運搬船(しゅんせつぶつうんぱんせん)のチャーターを請ける。
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