七ヶ宿街道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 02:20 UTC 版)
「宮城県道・福島県道46号白石国見線」の記事における「七ヶ宿街道」の解説
羽州街道を構成する街道のひとつ「山中通小坂越」。小坂峠(標高441 m)から金山峠(標高580 m)までの七つの宿場を結んでいる。七ヶ宿街道の名前は、江戸時代の上山領から仙台領を経て福島領の伊達郡桑折で奥州街道に合流するまでの間に、湯原宿・峠田宿・滑津宿・関宿・渡良瀬宿・下戸沢宿・上戸沢宿の7カ所の宿場があったことに由来する。白石国見線沿いにはそのうち2つ、上戸沢宿、下戸沢宿があり、今もなお当時の面影を色濃く残しており、上戸沢地区では、当時の風情を残すためにマロンディック工法によるカラー舗装が採用されている。白石市内の国道113号分岐から福島県境までの5.8 km区間は、1986年(昭和61年)8月10日に、旧建設省と「道の日」実行委員会により制定された「日本の道100選」にも選定されている。ちなみに金山峠は冬季閉鎖になるが小坂峠は冬季間も通行可能である。
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