ラテンアメリカの台頭と日本とは? わかりやすく解説

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ラテンアメリカの台頭と日本

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 23:23 UTC 版)

日本のボクシング史」の記事における「ラテンアメリカの台頭と日本」の解説

1970年代に入ると当たり前のように年間10試合上の世界が行われるようになるが、1972年初めから小林西城沼田相次いで引退するボクシング人気陰り見え始める。協栄ボクシングジム会長金平正紀西城キックボクシング転向させ、類似競技との兼業禁じた業界内部規定違反として全日本ボクシング協会除名された。金平4月モハメド・アリ試合不明瞭な形で関与した疑われると、6月には有志とともに別の協会設立し業界分裂した1973年3月には柴田ハワイ世界王者下し原田に次ぐ2人目の2階制覇達成1973年9月にはジョージ・フォアマンとホセ・キング・ローマンによる日本初世界ヘビー級タイトルマッチが行われた。 小岩ジムで元OPBF王者勝又行雄手ほどき受けた高築正子1976年8月前出金平紹介女子プロボクシング解禁され米国カリフォルニア州ロサンゼルス単身渡りプロライセンスを取得9月30日、オリンピック・オーデトリアムにて女子プロボクサー第1号ひとりで後に全日本女子プロレスリングデビル雅美異種格闘技戦戦ったレディー・タイガーことマリアン・トリミアー相手デビューする判定負け全米ウェルター級5位まで上り詰める活躍をし、一躍話題となる。 1978年帰国し女子ボクサーとして初め日本リング上がりキックボクサー相手試合行った全日本女子格闘技連盟コミッショナー山口シヅエ)が認定する全日本女子プロボクシング王座獲得した33歳まで現役続け通算戦績11戦8勝2敗1分け日本ボクシング黄金時代の5人の世界王者のうち、4人はラテンアメリカボクサー王座奪われていた。1970年代にはラテンアメリカボクシング黄金時代迎え1975年末に12階級に22人いた世界王者地域別分布ラテンアメリカ13名、アジアが5名、欧州が2名、アフリカ米国が各1名であった。この時期ミゲル・カントアレクシス・アルゲリョウィルフレド・ゴメスアントニオ・セルバンテスらのラテンアメリカ世界王者訪日しホーム挑戦する日本人ボクサーたちを退けていった。また、日本以外でもロベルト・デュランカルロス・サラテらが日本人相手世界王座防衛している。ラテンアメリカ勢はやがて世界王座認定団体支配的な力を持つようになり、統括団体乱立王座増殖引き起こすことになる。 この間ガッツ石松小熊正二(後の大熊正二)、花形進らが世界王者となるが、1976年5月輪島王座を失うと日本現役世界王者不在時代迎える。1976年10月9日ロイヤル小林世界王者となるが、この王座45日で失われ小林1日遅れて世界王者となった具志堅用高日本最多となる13度連続防衛重ね一時代を築くことになった1977年には分裂していた協会統一された。具志堅5度防衛成功させていた頃、各階級で世界王座挑戦した選手ことごとく退けられ1978年8月工藤政志王者となるまで16連敗記録していた。 1980年代 1980年1月中島成雄王者となると日本WBAWBC団体ジュニアフライ級世界王座独占したこの年には大熊ソウルで、上原デトロイトで、いずれもKO勝利世界王座奪取この頃には再び米国ボクシング界を牽引しつつあった。

※この「ラテンアメリカの台頭と日本」の解説は、「日本のボクシング史」の解説の一部です。
「ラテンアメリカの台頭と日本」を含む「日本のボクシング史」の記事については、「日本のボクシング史」の概要を参照ください。

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