ラッピング装飾
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「阪急8000系電車」の記事における「ラッピング装飾」の解説
「エコトレイン 未来のゆめ・まち」号 2008年12月1日から2009年7月31日まで、8000Fと8007Fが「エコトレイン 未来のゆめ・まち号」として運行されていた。両編成には先頭車の側面半分まで環境をテーマにしたラッピングが施され、車内も環境をテーマにした広告が掲載されていた。 「爽風」号 8032Fは2015年11月から2017年11月まで、神戸線の沿線観光スポットPRを目的とした、わたせせいぞうの作品によるラッピングが施工されていた。2016年3月27日より爽風(かぜ)号と命名されHMの掲出を開始した。2017年7月にはヘッドマークのデザインが変更された。(同時期に7017Fにも同様のラッピングが施工されていた)。 「Classic 8000」 2019年、8000系デビュー30周年を記念して1月19日から4月16日まで8000Fにステッカーで前面窓下飾り帯(登場時のもの)・Hマーク・旧社章を貼り付け、デビュー当時のスタイルに復刻し両先頭車にヘッドマークを掲げた記念列車として運行した。ヘッドマーク掲出は2月28日まで行われ以降は純粋なデビュー当時のスタイルで運行された。 好評につき記念列車の第2弾が運行されることになり、神戸線だけでなく宝塚線でも行われることが決まった(同様の復刻は8300系でも行われている)。神戸線は2019年5月22日から、宝塚線は5月28日から運転を開始。前面窓下飾り帯・Hマーク・旧社章の貼り付けは同じだがヘッドマークは前回とは異なるデザイン(神戸線・宝塚線ともにデザインは共通。梅田側先頭車のヘッドマークは、営業運転開始当時のものを模している)で運行される。神戸線は前回同様8000Fに、宝塚線は8004Fに装飾されている。ヘッドマーク掲出は9月30日まで行われその後は純粋なデビュー当時のスタイルで運行。共に当初は11月1日までの予定だったが8004Fは2024年前半頃までに期間延長されている。装飾期間延長の発表時に、「classic(クラシック)8000」の愛称が付けられた。2020年9月24日からは、各編成に上り方と下り方でデザインがそれぞれ異なる記念ヘッドマークが掲出され、11月4日まで掲出された。車内では、各編成の重要部検査入場まで妻面にアルミプレートが掲出されている。なお、8000Fも2025年前半頃まで装飾期間が延長されていたが、予定が変更となり、2020年12月に検査入場することとなった。これに伴い神戸線での「Classic 8000」の運行を継続するため11月27日からは代替として8002Fに「Classic 8000」の装飾が施された。その後8000Fは、検査入場直前の2020年11月23日、神戸線六甲 - 御影間で踏切事故に遭遇し車体を損傷する被害を受け、そのまま運用復帰することなく正雀工場に検査入場する運びとなった。8002Fへの装飾施工は事故以前から発表されており、8000Fの損傷によるものではない。 Memorial 8000 2021年10月、Classic8000として活躍したのちにリニューアル工事が施工された8000Fに新たな装飾が施され、前面にHマーク、側面にHマークとエンブレム(社紋は現行のデザインのまま)、両先頭車にヘッドマークを掲げ、車内にアクリル製記念プレートを貼り付けた「Memorial 8000」が10月14日より運行されている。ヘッドマークと側面エンブレムは、2022年5月10日まで掲出される予定だが、前面・側面のHマークと車内プレートについては期限を限定しないと発表された 。前面の運転台下部のHマークは、8000系の計画段階でデザイン案のひとつとして挙がっていたものの不採用になった経緯があり、今回の企画で初めて実現する形となった。 「エコトレイン 未来のゆめ・まち号」神戸線所属の8000F 神戸線ラッピング列車「爽風(かぜ)」 デビュー30周年記念装飾となった8000F ヘッドマークが外された「Classic 8000」 Memorial 8000
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