マルファンクションとは? わかりやすく解説

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malfunction

別表記:マルファンクション

「malfunction」とは、機能不全故障など正常に働かないことや動かないことを意味する英語表現

「malfunction」とは・「malfunction」の意味

「malfunction」とは、何らかの機械装置システム、または機能が、正常に動作しなくなることを指す言葉である。つまり、機械装置故障したり、システム誤作動したり、期待どおり機能しなくなったりすることを意味する。この言葉は、コンピューターシステム機械などの技術的な分野だけではなく人間行動にも使用されることがある

「malfunction」は、名詞であるが、動詞としても使われる動詞としての「malfunction」は、不具合故障起こすこと、またはうまく機能しなくなることを表す。

例えば、「The machine malfunctioned during the production process.(製造工程中に機械故障した。)」という文では、動詞として「malfunctioned」が使われている。また、「malfunction」を動詞として使用する場合には、主語とともに不具合故障原因明示することが一般的である。例えば、「The computer malfunctioned because of a software error.(ソフトウェアエラーにより、コンピュータ誤動作した。)」という文では、ソフトウェアエラーが原因故障したことを表している。

「malfunction」を動詞として使用する場合には、過去形の「malfunctioned」や現在分詞の「malfunctioning」を用いることが一般的である。なお、否定形の「not malfunction」を使って、「正常に機能している」という意味を表現するともできる

「malfunction」の発音・読み方

「malfunction」は、「マァルファンクション」と読み発音記号表現すると「mæ̀lfʌ́ŋkʃən」となる。

「malfunction」の語源・由来

「malfunction」とは、「mal-(悪い、不適切な)」と「function機能機能する)」という単語組み合わせた造語である。単語組み合わせにより、何らかの機械装置システム、または機能が、正常に動作しなくなることを表す言葉となる。

「malfunction」の覚え方

「malfunction」の発音や意味を覚えるために、役立つ方法として挙げられるのは、「malfunction」の構成単語である「mal-」と「functionの意味覚えることである。これらの意味覚えることで、「malfunction」の意味理解することができ、記憶定着へとつながる。また、「malfunction」を使った例文作成することで、より実践的に単語覚えることが可能となる。例えば、「The printer is experiencing a malfunction.(プリンター故障している)」という文が挙げられる。さらに、自分何度も英単語音読反復練習することで、発音覚えることができる。

「malfunction」の類語

「malfunction」の類義語としては、「bug不具合)」があり、これはシステムアプリケーションなどのソフトウェア問題がある場合使われるまた、breakdown故障)」は機械装置正常に機能しない場合使われ、「malfunctioning(誤動作)」は機械装置予期しない動作をする場合使われる。「trouble不調)」は何らかの問題発生している状態を表し、「misoperation(誤操作)」は機械装置誤った方法操作した場合使われる。これらは、「malfunction」と同様に機械装置正常に機能しない状態を表す言葉である。

「malfunction」の対義語

「malfunction」は、機械装置正常に機能しない状態を表すため、その対義語としては、以下のように正常に機能する状態を表す言葉挙げられる

normal operation(正常運転):機械装置正常に機能している状態を表す。
good operation動作良好):機械装置良好に機能している状態を表す。
normal functioning(正常動作):機械装置正常に動作している状態を表す。
normal(正常):何ら問題がなく、正常な状態を表す。

「malfunction」の使い方・例文

「malfunction」は名詞として用いられる例えば「cause a malfunction(不調のもと)」や「a luggage malfunction(荷物不具合)」などと使用される例文は以下が挙げられる

・The factory had to shut down production due to a malfunction in the assembly line. (工場組み立てライン故障発生したため、生産停止しなければならなかった。)
・The spacecraft experienced a critical malfunction during launch and had to be aborted.(宇宙船打ち上げ中に重大な故障起こし中止された。)
・The malfunction of the security system allowed the intruder to enter the building undetected.(セキュリティシステム故障が、侵入者発見されないまま建物に入ることを許した。)

「malfunction」が動詞として使用される場合例文は、以下の通りである。
・The elevator malfunctioned and stopped between floors, trapping us inside.(エレベーター故障してフロア間で停止し私たち中に閉じ込められた。)
・The printer is malfunctioning and won't print the documents.(プリンター動作不良で、文書印刷しない。)
・The security camera malfunctioned and failed to capture the thief's face.(監視カメラ故障し泥棒の顔を撮影することができなかった。)

マルファンクション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/12 06:56 UTC 版)

マルファンクション
Malfunkshun
出身地 アメリカ合衆国 ワシントン州 ベインブリッジアイランド
ジャンル オルタナティヴ・ロックグランジ
活動期間 1980年 - 1988年2006年 -
レーベル C/Z、ルースグルーヴ、ワミーボックス
共同作業者 マザー・ラヴ・ボーンブラッドサッチェルピジョンヘッドヘイター、デヴィルヘッド、ファイアー・アンツ、ケヴィン・ウッド&フロム・ザ・ノース、オール・ヘイル・ザ・クラウン
公式サイト malfunkshun.org
メンバー ケヴィン・ウッド
ジェフ・ローティス
マイルス・フリーボーン
ロブ・デイ
旧メンバー アンドリュー・ウッド
デイヴ・リーズ
デイヴ・ハント
リーガン・ヘイガー
コリー・ケイン
ショーン・スミス
マイク・ストーン
トールステン・ロック
ガス・マッキントッシュ

マルファンクション(Malfunkshun)は、アメリカロックバンド1980年アンドリュー・ウッドとケヴィン・ウッドの兄弟を中心に結成され、グランジの先駆者として認識される[1]

略歴

アンドリューとケヴィンの他にデイヴ・リーズ(ベース)、デイヴ・ハント(ドラムス)の4人で結成されるが、リーズとハントは初ライヴ後に脱退。新しく加入したリーガン・ヘイガーがベース/ドラムを担当。1980年代中盤から徐々にアンドリューはドラッグ使用の問題を抱えるようになり、薬物更生施設へリハビリに通うようになる。リハビリからの復帰後にバンドはコンピレーション・アルバムディープ・シックス』に2曲を提供した。1988年にバンドは活動を休止し、アンドリューはグリーン・リヴァーの元メンバーらと共にマザー・ラヴ・ボーンを結成するが、1stアルバムリリース直前の1990年3月にヘロインオーバードースにより24歳でこの世を去る。1995年にマルファンクションのそれまでの音源を集めた唯一のアルバム『Return to Olympus』がリリースされた。

2006年10月、在籍時のメンバーであるケヴィン・ウッドとリーガン・ヘイガーは、新メンバーのショーン・スミス(ボーカル)とコリー・ケイン(ベース)を迎え、アンドリュー・ウッドが生前遺した歌詞を基に新曲の制作を開始する。2011年に新ボーカルのジェフ・ロフティスが加入し再び新曲制作を開始。

メンバー

現メンバー

  • ジェフ・ロフティス(Jeff Loftis) - ボーカル (2011年 - )
  • ケヴィン・ウッド(Kevin Wood) - ギター (1980年 - 1988年、2006年 - )
  • ロブ・デイ(Rob Day) - ベース (2012年 - )
  • マイルス・フリーボーン(Miles Freeborn) - ドラムス (2012年 - )

元メンバー

  • アンドリュー・ウッド(Andrew Wood) - ボーカル、ベース (1980年 - 1988年)
  • デイヴ・リーズ(Dave Rees) - ベース (1980年)
  • デイヴ・ハント(Dave Hunt) - ドラムス (1980年)
  • リーガン・ヘイガー(Regan Hager) - ドラムス (1980年 - 1988年、2006年 - 2011年)
  • コリー・ケイン(Cory Kane) - ベース (2006年 - 2011年)
  • ショーン・スミス(Shawn Smith) - ボーカル (2006年 - 2011年)
  • マイク・ストーン(Mike Stone) - ドラムス (2011年 - 2012年)
  • トールステン・ロック(Thorsten Rock) - ギター (2006年 - 2008年)
  • ガイ・マッキントッシュ(Guy McIntosh) - ベース (2011年 - 2012年)

作品

アルバム

  • Return to Olympus (1990年)

コンピレーション・アルバム

  • Malfunkshun: The Andrew Wood Story (2011年)

脚注

  1. ^ FOX35 kionrightnow.com Website”. 26 March 2015閲覧。[リンク切れ]

マルファンクション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/24 06:30 UTC 版)

アンドリュー・ウッド」の記事における「マルファンクション」の解説

14歳になった1980年、兄のケヴィンと共にマルファンクションを結成最初デモテープ4月制作したその後まもなくドラマーのリーガン・ヘイガーもバンド合流したシアトル出身多くバンド違い、マルファンクションはグラムロック影響が強い衣装音楽性異彩を放った。しかしアンドリュー1985年頃から薬物中毒悩まされ薬物リハビリ施設に通うようになるその後デモテープ制作コンピレーション・アルバムへの楽曲提供行ったが、フルアルバムリリースには至らず1988年バンド解散する

※この「マルファンクション」の解説は、「アンドリュー・ウッド」の解説の一部です。
「マルファンクション」を含む「アンドリュー・ウッド」の記事については、「アンドリュー・ウッド」の概要を参照ください。

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