ヘイターとは? わかりやすく解説

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hater

別表記:ヘイター

「hater」の意味・「hater」とは

「hater」とは、英語のスラングで、特定の人や物事に対して強い否定的感情抱いている人を指す言葉である。主に、他人成功や幸福を妬みその人物や事象軽蔑し否定する傾向にある人々を指す。この言葉は、特にインターネット上コミュニケーション頻繁に使用され誹謗中傷批判的なコメント投稿する人々を指す場合が多い。

「hater」の発音・読み方

「hater」の発音IPA表記で /ˈheɪtər/ となる。カタカナ表記では「ヘイター」と読む。日本人発音する際には「ヘイター」となる。この単語発音によって意味や品詞が変わるものではない。

「hater」の定義を英語で解説

英語での「hater」の定義は"A person who greatly dislikes a specified person or thing"となる。これは、「特定の人や物事大いに嫌う人」を意味するまた、"A negative or critical person"とも定義され、「否定的または批判的な人」を指す。

「hater」の類語

「hater」の類語としては、「detractor」や「critic」がある。「detractor」は、他人価値下げるために批判する人を指し、「critic」は、ある事象人物批判的に評価する人を指す。これらの言葉も「hater」と同様に否定的な意見を持つ人を指す。

「hater」に関連する用語・表現

「hater」に関連する用語としては、「troll」や「cyberbullying」がある。「troll」は、インターネット上で他人故意困らせる人を指し、「cyberbullying」は、インターネット通じたいじめを指す。これらの言葉は「hater」と同じくネガティブな行動や態度を示す人々を指す。

「hater」の例文

1. "Don't let the haters get you down."(ヘイターに負けるな)
2. "She has a lot of haters because of her success."(彼女の成功により多くのヘイターがいる)
3. "He is a hater of modern technology."(彼は現代技術のヘイターだ)
4. "There are always haters, no matter what you do."(何をしてもヘイターは常にいる)
5. "Haters often criticize without constructive feedback."(ヘイターはしばし建設的なフィードバックなしに批判する
6. "Haters are often driven by jealousy."(ヘイターはしばし嫉妬駆られる
7. "Ignore the haters, they are not worth your time."(ヘイターは無視して、彼らはあなたの時間無駄にするだけだ)
8. "Haters can spread negativity online."(ヘイターはオンラインネガティブ情報広めることができる)
9. "She is a hater of injustice."(彼女は不公平のヘイターだ)
10. "Haters can be a source of motivation."(ヘイターはモチベーションの源になり得る

ヘイター

名前 Hayter

ヘイター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/08 05:00 UTC 版)

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ヘイター
Sala samobójców: Hejter
監督 ヤン・コマサ英語版
脚本 マテウシュ・パツェヴィチュ英語版
製作 ヴォイチェフ・カバロフスキー
イェジー・カプシチンスキー
出演者
音楽 ミハウ・ヤツァシェク
撮影 ラデック・ラドチュック
編集 アレクサンドラ・ゴーウィン
製作会社 Naima Film
配給 キノ・シュフィアト英語版
公開 2020年3月6日
2020年7月29日 (配信)
上映時間 135分[1][2][3]
製作国 ポーランド
言語 ポーランド語
興行収入 $1.3 million[1]
前作 ログアウト英語版
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ヘイター』(Sala samobójców: Hejter)は、ヤン・コマサ英語版監督、マテウシュ・パツェヴィチュ英語版脚本による2020年のポーランドのスリラードラマ映画である。ワルシャワを追われた元大学生がインターネット世論を操り、広範な憎悪と暴力を巻き起こす物語である。2020年3月6日にポーランドでプレミア上映された後、トライベッカ映画祭で国際ナラティブ作品賞を受賞した[4][5]

映画のプロットは架空のものであるが、ソーシャルメディアを利用してのユーザーの心理的操作、フェイク・ニュースを通じての世論誘導など昨今現実に発生している状況と関連している。撮影の完了から3週間後、グダニスクの市長でありオンライン上で叩かれることが多いリベラル系政治家のパベウ・アダモビッチの刺殺事件が起こった[6]

プロット

キャスト

  • マチェイ・ムシャウォフスキポーランド語版
  • ヴァネッサ・アレクサンダー
  • アガタ・クレシャ英語版
  • ダヌタ・ステンカ英語版
  • ジャセック・コーマン英語版
  • マチェイ・シュトゥル英語版
  • アダム・グラドフスキ
  • イェルゼイ・ヴィエレツキ

製作

主要撮影は2018年10月28日に始まり、12月22日に完了した[7]。撮影は主にワルシャワとその周辺で行われた[7]

『ヘイター』はコマサの2011年の映画『ログアウト英語版』の続編・スピンオフである。

パベウ・アダモビッチ暗殺事件

2019年1月13日、ポーランド北部グダニスクのリベラル派市長のパベウ・アダモビッチクリスマス・チャリティの素晴らしいオーケストラ英語版のイベントの壇上でスピーチ中に刺された。彼はグダニスク大学臨床センター英語版に搬送されて5時間に及ぶ手術を受けたが翌日に死亡した。刺殺したのは27歳の男性であり、アダモビッチが所属していた民主・リベラル派の市民プラットフォームの激しい批判者であった。警察は彼がソーシャルメディア上で広く活動していたことを確認した。

この映画はアダモビッチ事件との類似点が指摘されている。作品中に登場するルドニツキと同様にアダモビッチは極右ナショナリストのグループから長年ヘイトキャンペーンの標的にされていた[8][6]

公開

ポーランドでは2020年3月6日に封切られたが[7][1][3]COVID-19パンデミックによりその数日後には映画館閉鎖で上映中止を余儀なくされた[9]。2020年7月29日にNetflixで世界各国へのストリーミング配信が開始された[2]

評価

批評家の反応

レビュー収集サイトRotten Tomatoesでは18件のレビューで支持率は78%、平均点は7.36/10となっている[2]Metacriticは5件のレビューで加重平均値は61/100となっている[10]。ineuropaのオーラ・サルワは「『ヘイター』はアンチヒーローと適者生存についてのスリリングな物語だ。適者とはこの場合、強くて機敏な親指と人差し指を持つ人を意味する」と評した[9]。『RogerEbert.com』のブライアン・タレリコはこの映画は興味深い道徳的な物語であると賞賛した[11]。『バラエティ』はプロットについて「人々がいかに簡単に操作されるかについての懸念を効果的にまとめている」と評した[12]

受賞

トライベッカ映画祭で上映され、トライベッカ映画祭で国際ナラティブ作品賞を受賞した。審査員はダニー・ボイルウィリアム・ハートといったプロの映画人であった[4]

参考文献

  1. ^ a b c The Hater (2020)”. Box Office Mojo. 2020年8月7日閲覧。
  2. ^ a b c The Hater (Hejter) (2020)”. Rotten Tomatoes. 2020年8月15日閲覧。
  3. ^ a b Sala samobójców. Hejter (2020) - Financial Information”. The Numbers. Nash Information Services, LLC. 2020年8月7日閲覧。
  4. ^ a b Moreau, Jordan (2020年4月29日). “‘The Half of It,’ Steve Zahn, Assol Abdullina Win Awards at 2020 Tribeca Film Festival”. Variety. https://variety.com/2020/film/news/tribeca-film-festival-winners-steve-zahn-the-half-of-it-1234593660/ 2020年5月11日閲覧。 
  5. ^ The Hater | 2020 Tribeca Film Festival”. Tribeca Film Festival. 2020年6月26日閲覧。
  6. ^ a b Macnab, Geoffrey (2019年10月5日). “Poland’s Jan Komasa sets English-language horror ‘Sara’ as next film (exclusive)”. Screen Daily. 2020年6月26日閲覧。
  7. ^ a b c (ポーランド語) Sala samobójców. Hejter”. Filmpolski.pl. 2020年8月7日閲覧。
  8. ^ Buras, Piotr (2019年1月17日). “The killing of Gdańsk’s mayor is the tragic result of hate speech”. The Guardian. http://www.theguardian.com/commentisfree/2019/jan/17/gdansk-mayor-pawel-adamowicz-killing-poland 2020年6月26日閲覧。 
  9. ^ a b Salwa, Ola. “Review: The Hater”. Cineuropa. 2020年5月13日閲覧。
  10. ^ The Hater Reviews”. Metacritic. 2020年8月7日閲覧。
  11. ^ Tallerico, Brian (2020年7月29日). “Reviews - The Hater”. RogerEbert.com. 2020年8月7日閲覧。
  12. ^ Debruge, Peter (2020年7月14日). “‘The Hater’ on Netflix: Film Review”. Variety. https://variety.com/2020/film/reviews/the-hater-review-sala-samobojcow-hejter-1234701334/ 2020年8月7日閲覧。 

外部リンク



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