制作開始
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 03:27 UTC 版)
「ウォッチメン (映画)」の記事における「制作開始」の解説
ワーナー・ブラザースは正式に制作を決めたが、その後に、パラマウント映画はユニヴァーサル映画に対してこの映画に関する開発費を全額払い戻ししていないので、パラマウントはこの映画に関する法的な権利はないと主張した。そのため、この作品はワーナーとパラマウントの共同制作にはならなかった。交渉の末、パラマウント映画がこの映画の25%に対して権利を持ち、北米以外での配給を担当する事に決まった。『300』を監督したザック・スナイダーに目を留めたワーナーは、スナイダーに『ウォッチメン』を監督しないかと持ちかけた。数週間の考慮の後、2006年6月23日、ワーナーはスナイダーと正式に契約し、脚本はアレックス・ツェーが手がける事になる。 ヘイターの2つの脚本から良い部分を抜き出し、ツェーは原作にある冷戦下というセッティングを脚本に戻した。また、スナイダーはタイトルの部分にモンタージュ・シーケンスを加え、映画の中で描かれるもう一つのアメリカの歴史を観客が理解できるようにした。スナイダーはエンディングに関してはヘイターの原稿を採用した。
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