制作面での試み
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「70年代われらの世界」の記事における「制作面での試み」の解説
この番組では制作面においても様々な試みが行われた。 特殊効果が多く用いられ、湾曲した大きなスクリーンやクロマキーが使用された。 1970年12月23日に放送された『ニッポン1970』では、東京のNHKホールと大阪・札幌のスタジオを結び約1000人が参加した多元討論が行われた。 1971年4月28日に放送された『下村博士の物価論』では、経済学者の下村治の考えを視聴者から求めるために特別の電話回線を準備し、約3万回線の電話があった。 1971年8月25日に放送された『¥:$〜円対ドル』では東京のスタジオとイギリス・BBCのスタジオ、アメリカ・NBCのスタジオを結んで多元衛星中継による討論が行われた。 1972年1月2日に放送された『人間の絆〜諸国民の相互理解』では、アメリカ・ソ連・イギリス・タイ・ガーナ・日本の6カ国のスタジオに50人ずつの視聴者を招いて、お互いの国をどの程度理解しているかのイメージ調査を行った。 1973年8月15日に放送された『アジアと日本—経済援助の側面からのリポート』では、NHK解説委員の山室英男が現地取材を行い、フィリピンのマルコス大統領やマレーシアのラザク首相との単独インタビューを行った。
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