マウリシア王国の住民
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 16:01 UTC 版)
「異世界転生騒動記」の記事における「マウリシア王国の住民」の解説
セリーナ・サバラン サバラン商会の会頭。獣人・犬耳族の女性で、モフモフの垂れ耳としっぽを持つ。バルドに暴漢から救われたのをきっかけに彼の持ち込む品物や企画の商取引を担当する。なんだかんだとバルドに好意を持ち、セイルーンと張り合いつつも一緒にバルドから求婚された。 ロロナ サラバン商会の番頭を務める女性。常に冷静で、暴走気味なバルドやセリーナにツッコミを入れる。この世界ではセリーナ以上に結婚適齢期が迫っていたが、サンファン王国海軍卿となったホセ・リベリアーノと結婚する。 ジルコ 真っ赤な赤毛に金の瞳をもった身の丈6尺を超える女丈夫で「疾風(または突風)」の二つ名をもつ女傭兵。現役時のマゴットの世話になったことがある。バルドが作った「甜菜畑の警備」を依頼されたことから彼に従うようになり、傭兵隊を指揮する。 食い意地が張っており、バルドが前世知識から作った料理や酒、調味料にハマって以来、太り気味。アントリウム防衛戦では偵察に出た傭兵隊が壊滅、ジルコ自身も行方不明になるが、傷ついて河を流され倒れていた所を木こりの青年ベックに助けられる。その後、ベックの助けを得てアントリムに帰還するが、戦傷による後遺症から傭兵を引退。2年に渡る交際の末にベックの子を身籠り結婚した。 ミストル、グリムル、セル、ミランダ、ジャムカ ジルコの傭兵仲間。バルドが作った「甜菜畑の警備」を依頼されたことから彼に従うようになる。 ミストルはジルコとは同郷の幼馴染で、アントリム防衛戦で偵察に出た際の遭遇戦で戦死した。 本人曰く女房持ちらしいグリムルとナイフ使いのセル、弓兵のミランダはセリーナの護衛も兼ねてサバラン商会で働くようになった。 ベック 森の奥で暮らしていた木こりの青年。身長2m33cm(足のサイズも36cm)と、並ぶとジルコが小柄に見える巨人と言っても遜色のない体格。自分の釣り場に流れ着いたジルコを救助した。 12歳の時に流行り病で家族と死に分かれており、以来15年間森の中で一人暮らしをしていたため人と話すのは苦手。 ラミリーズ マウリシア騎士学校の校長。元王国軍の将軍で傭兵時代のマゴットの上司。 テュロス、ポルコ、マルゴ バルドが資金調達のために作った「甜菜畑」の管理をしていた子供たちのリーダー格。テュロスとポルコはアントリウム子爵となったバルドの家臣となる。 テュロスは仕立て屋の3男坊。幼いころからバルドのやり方を間近て見ており、バルドの考えを深く理解している。だが、バルドへの心酔がアウグスト曰く「忠誠心が天元突破している」と言われるほど度を越しており、周囲からは心配されている。 ポルコはコルネリアス家衛士の息子。衛士としてはむしろ凡庸なタイプだがそれを自覚しており、周囲からの受けも良い。わずかにでも感じた違和感は欠かさず報告している。 マルゴは女の子で、遊び仲間でもあった靴屋のコリンと結婚した。 ゴート、タイロン、カリム バルドより伝えられた情報から製品を製作・再現する職人たち。 ゴートは細工職人。造形はともかく彩色のセンスに欠けるという評価だったが、バルトより伝えられた「電気メッキ」で金メッキ加工した細工品が「ゴート・コレクション」と呼ばれて評判となる。 タイロンは王都に開いた菓子店「こげ茶亭」のチーフパティシエ。菓子作りに対する熱意が暴走気味。 カリムはゴートの紹介で知り合い、新型の織物機を開発。アントリム領に工房を作る。 ギュネス・クラウス アントリム領の老舗酒蔵の親方。バルドの発案でビールの製造を行う。 トーマス・フィリップス 王都にある国内でも最大規模の商会「ダウディング商会」の国外事業部代表。セリーナのサバラン商会と提携したことでバルド発の商品を手広く展開して大成功し、ダウディング商会の副会頭となる。 セリーナにベタ惚れしており、自分に脈はないと承知していながら度々理性が決壊しかけることも多く、遠慮なく秘書に突っ込まれている。
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