ベリンツォーナ - メソッコ線とは? わかりやすく解説

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ベリンツォーナ - メソッコ線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 10:12 UTC 版)

レーティッシュ鉄道」の記事における「ベリンツォーナ - メソッコ線」の解説

路線長:31.3km 開通年:ベリンツォーナ-メソッコ電気鉄道ベリンツォーナ - ロスタッロ間(21.4km):1907年5月6日 ベリンツォーナ-メソッコ電気鉄道ロスタッロ - メソッコ間(9.9km):1907年7月31日 レーティッシュ鉄道合併1942年1月1日 ベリンツォーナ - カスティオーネ間廃止全線旅客列車廃止1972年5月28日 カーマ - メソッコ間廃止1978年8月 メソルチーナ鉄道譲渡2003年12月31日 カスティオーネ - ローベレド間の線路撤去開始 : 2014年6月 電気方式直流1500V 最急勾配60パーミル 最小曲線半径:80m 標高:244-769m 隧道:3箇所 橋梁28箇所 ベリンツォーナ-メソッコ電気鉄道ティチーノ州古都で、現在では世界遺産となっている「ベッリンツォーナ旧市街の3つの城と防壁・城壁群」があるベリンツォーナからメソッコまでを開業させた山岳路線で、メソッコから先レーティッシュ鉄道のフィリズール近辺への延長計画していたが実現しなかった。 1960年代路線並行して国道A13号線が開通して冬季でも安定した自動車輸送可能になったことから旅客輸送量が減少したため、1966年頃から廃止の検討がなされ、1972年5月28日にはベリンツォーナ - カスティオーネ間3.5kmが廃止となると共に全線旅客輸送廃止されPTTバス転換された。さらに、1978年8月7、8日の暴風雨により大きな被害受けたカーマ - メソッコ間15.1kmはそのまま休止となり、1979年12月9日廃止となった。 カスティオーネ駅はスイス国鉄との連絡駅であり、スイス国鉄の1435mm軌間貨車標準軌貨車積載車に積載する設備設けられていた。グロノ駅やサン・ビトーレ駅手前に同様の設備があり、そこから1435mm軌間引込線工場等へ設けられていた。 1995年以降にはメソルチーナ鉄道の手でファントレインが運行され、ベリンツォーナ- メソッコ線の車両のほか、レーティッシュ鉄道、ベルニナ鉄道その他スイス私鉄旧型客車電車使用されているほか、1997年にはレーティッシュ鉄道のG3/4形1号ハイジ蒸気機関車によるスイス鉄道150周年記念列車運行されている。 2003年12月31日には残ったカスティオーネ - カーマ間と所属車両がメソルチーナ鉄道譲渡され譲渡され車両の中の旧ベリンツォーナ-メソッコ電気鉄道電車復元計画されていたが、2013年には旅客輸送免許喪失した2014年6月には ローヴェレド駅付近での道路整備事業に伴い線路撤去された。他にカスティオーネ - ルミーノ間でも線路撤去確認できる同年8月4日には、カスティオーネ~カランアシャにおける占有許可取り消されており、残ったグロノ - カーマ間の占有許可2020年には失効するとみられる。 ベリンツォーナ - メソッコ線の旧モエザIII .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯461416東経9度7分54秒 / 北緯46.23778度 東経9.13167度 / 46.23778; 9.13167 旧カーマ駅 北461621東経9度1009秒 / 北緯46.27250度 東経9.16917度 / 46.27250; 9.16917 旧ソアッツァ駅 北4622分02.8秒 東経9度13分22.5秒 / 北緯46.367444度 東経9.222917度 / 46.367444; 9.222917 旧メソッコ駅 北4623分24.7秒 東経9度14分02.3秒 / 北緯46.390194度 東経9.233972度 / 46.390194; 9.233972

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ベリンツォーナ - メソッコ線

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レーティッシュ鉄道」の記事における「ベリンツォーナ - メソッコ線」の解説

ベリンツォーナ - メソッコ線は輸送量少ないため、開業以来旅客貨物列車とも電車牽引運転されていた。旅客列車1972年廃止され標準軌貨車輸送車電車牽引による沿線工場への列車を主とした貨物列車わずかに運転されていた。

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レーティッシュ鉄道」の記事における「ベリンツォーナ - メソッコ線」の解説

電車ベリンツォーナ - メソッコ鉄道開業時より機関車持たず旅客列車貨物列車とも電車および荷物電車での牽引となっており、1972年貨物列車のみの運転となった後の1972年1987年には自社車両のほか、アッペンツェル鉄道から電車それぞれ1両ずつ借用して使用(1両は後に購入)していた。 個別形式BCe4 1-5形→ABDe4/4 451-455形(廃形式) Fe4 501形→De4/4 471形(廃形式) BDe4/4 491形(廃形式) ABe4/4 41-42形(借入譲受車、廃形式客車ベリンツォーナ-メソッコ電気鉄道では開業時以降2等車1両、2・3等車11両、3等車1両、郵便荷物車2両(1-3区分時代)の2軸客車保有していたが、1977年までに全廃されている。 貨車ベリンツォーナ-メソッコ電気鉄道時代有蓋車8両、無蓋車12両、運材車3組保有していたほか、1960年代以降は、スイス国鉄からの標準軌貨車直通輸送が主となり、標準軌貨車積載車が8両使用されていた。

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